おそば食べにすら行けてないT-RODです
さてさて既にドームが大分渋いようです
こういう渋い時に遊びに行って
束越え釣ると目立つんでしょうけど
大型案件抱えて全く釣りに行く余裕がありません。
おまけに今シーズンの年券が切れております。
さてさて前回予告したブドウ虫についてです
とある学生さんは自分で料理して食べるそうです
アミノ酸たっぷり!栄養バラン。。。
いやいや!そういう紹介ではありません
「渋~い時にはブドウ虫が本当に効くよ」
初めてそう教えてくださったのは
岩洞湖にもよくいらっしゃるマルチアングラーの本山プロです
ルアーマンの間では神様みたいな人ですがワカサギ名人でもあります。
なんでも一番上の針につけて寄せ餌で使うんだとか
ワカサギ釣りにはヨセとバラシがあります。
ワカサギちゃんは回遊魚ですから
手返しが遅かったり何度もバラしてると離れていってしまいます
魚群に違和感を持たせず1発でスッとキレイに上げて、
穴の真下に魚群を留めておく技術をヨセと言うらしいです。
コレをマスターすると確かに目に見えて釣果が伸びます。
実はこのヨセを助けるのがヨセ餌。
今日のテーマ、ブドウ虫です
ブドウ虫とは何ぞや?
これです!
えええ!蜂の子なの?
と驚かれる方、羽化させてかなりビビッた私と同じ感想です。
でもこれはスズメバチに擬態したガの幼虫だったんですね。
注)市販のブドウ虫は羽化させるともう少し茶色くて小さいのが出てきます。
おそらくメスなのかな?種類違う可能性もあります。
学名はブドウスカシバと言うガやちょうちょの仲間です
オスは飛び方もススメバチそっくりですがカチカチ言いません。
養殖されて釣り餌になった状態がコレ!
ご存知清流王ちゃんですね
渓流でもよく使われてる餌です。実際よく釣れます。ブドウ虫を模したフライもあります。
実際7~8月下旬あたりに使うと、びっくりするくらい釣れます。
川で釣りする時にまわりに生えてる木を
観察するようになったのはこの餌のお陰といっても過言ではない!
山葡萄やツタが多いプールや緩めのストリームでは
ヤマメちゃんはこの餌を好んで食べてるので、
水面を流しただけでバクッと来ます。
15センチくらい沈めたあとスッと持ち上げても追ってきます。
んでもって去年そのお気に入りを大川で木に引っ掛けたんですよねぇ
死にたい気持ちで帰り道のハンドルを握ったのはいい思い出。
話戻しますと
岩洞でも夏場マスを餌釣りする時に大活躍する高級餌です
25-30匹で500円以上するので
私はガレージの冷蔵庫に入れておいて、
渋そうだなーって時だけポケットに忍ばせ大切に使います。
保存法ですが、10℃くらいの低温で乾燥保存すると1ヶ月以上持ちます。
ただあんまり冷やしすぎると弱って黒くなっちゃうみたいです。
さてさて、早速針のつけ方です

どん!
はい、こうやると、ヤマメちゃん大喜び!
仕掛けがグチャグチャにされます、ご注意下さい。
ドーム付近は中型のイワナちゃんも結構いるので
同じ船で電動1つダメにした人もいました
そもそもなんでブドウ虫をつけるとヨセになるんでしょう?
匂い?よく暴れるから下のサシが動く?
いえいえ、どうやらそうではないらしいんです
実はブドウ虫の体液は水に触れると糸や粉状になって
水の中にふんわりと漂います。
それがワカサギちゃんが普段食べているプランクトンに
サイズも動きもそっくりなんです。
スッと口に入れてみて、お!美味い。
お、どれどれ?まだ漂ってるぞ?
このピンクの千切れた奴から出てるのか?
ツンツン・・・ギャア!という感じなんですね
そこでブドウ虫は切るのがイイ!
というわけで何人かブドウ虫を愛用している方から
教えてもらったきり方がコレ!

本山プロに習ったとおっしゃってた名人のひとりも
横でおしゃべりしながら釣ると、こんな感じで切っておられました。
要は汁を出してサシのまわりに漂わせればよいのです
実際にかなり渋い時期に紅サシで試したところ、
確かに魚影も若干活発になり、アタリも判りやすくなりました。
さらに別な名人曰く両端切ってダガダガ動かすのもありだが
常にポツポツと釣りたいのであればこんな切り方もあるという

なるほど、上下にゆっくりと揺らしつつ
必要な時だけ激しく動かせば餌もかなり長持ちしました。
バケツで試してみると、汁の毀れ方もより細かく
流れがあるとプランクトンそっくりな事がわかりました。
ただし!これはあくまでヨセ餌+食わせ餌が紅サシの時です
私アカムシ信者になってからと言う物、
氷上やドームでブドウ虫は殆ど使いません。
レスト下でアカムシの食いがすごく悪かった時、
紅サシをあわせて使ったら確かに効果がありました。
食わせ餌とセットで使わなければ意味がないのです。
後日特集、「ブドウ虫は上針かソコ針か?」では
船ワカサギが盛んな南方の湖で交わされている議論、
ブドウ虫の汁は浮くのか、沈むのか!
湖によっても答えが違う事がわかってきました!面白い!
そこで西湖と東湖で水質が異なる岩洞では
どちらの方があてはまるのか実験しました。
水溶物濃度とアミノ酸浮沈の関係について紹介します。
防備録的にまとめておこうと思います。
まずイキナリですが、ワカサギちゃん飼育で常識とされてるのが
①デカイ水槽が必要
②動かない餌は食べない
③温度管理超大事!
この常識はどこまで許容されるのかが今回のテーマ。
■①水槽は最低60センチくらいないと無理
これ世間一般に言われるワカサギちゃん飼育の常識ですが
4,50匹なら、厳密に言えばもう少し狭くても大丈夫。
20リットルバケツでも半年殆ど死にませんでした。
なにより水変えの利便性が全然違います
そしてワカサギちゃんはカルキ抜きしてない水道水でも
全然平気だという事が判ってから、毎日の水変えが楽になりました。
繊細に見えて実は適応性は高いお魚です。
ポンプで水の流れを作ってあげればいいんです。
■②動かない餌は食べない【半分本当】
確かにこれは本当です。1年目最も苦労したのはコレです。
ただしワカサギちゃんが水槽の流れに慣れてくると
ペットセンターで売ってる川魚の餌でも育つようになります。
底に沈んでしまうと殆ど食べないので水が汚れます。
餌やり後1時間くらいの間に水を替えるのがポイントです。
最初は手で掻き混ぜながらあげたり、
網に入れたアカムシをツツカセテ食べさせたり
餌を上げた後に水を替えましたが、
飽食状態の見極めると残餌が劇的に改善しました。
その辺の池で汚れた水を別酌みしておいて
程よく日照条件揃えて日向に放置しておけば
プランクトンは勝手に増えるので餌代が大幅に浮きます。
■③夏だけ注意
学術的にには0℃~30℃と言われてますが
25℃超えたくらいでアップアップし始めます。
おそらく適水温は22℃以下なんだろうと思います。
どんなに水流で冷ませても、クーラーは欲しいです。
冬は5℃くらいになる池でも全然平気に泳いでます。
ただ浅いと盛岡市内では氷の影響をモロに受けるので
池飼いでも過信は禁物です。
水質だけ気をつけてあげれば意外とタフなんですねぇ
次回はブドウ虫の使い方を
名人の話を元に図解して紹介したいと思います。
理由はすぐ死ぬから。実際その通りです。
しかしあるブレイクスルーをしてからというもの
今日も我が家では半年前に岩洞湖からさらわれてきた
ワカサギちゃんが元気にデカくなってます。
ワカサギちゃんが死ぬ理由は主に2つあります。
①餓死
動かない餌は食べません。
餌食べないと死にます。当然ですね。
②口が壊れる→衰弱死
実は今日紹介したいワカサギちゃんの生態はこれです。
なぜ口が壊れるのか
→ストレス条件化での性格の違いが死因になる
見つけ次第口壊れ写真1
岩洞のワカサギちゃんは実は2種類います。
①北海道網走産系
②長野県諏訪湖産系
実はストレス耐性で明らかに異なる2種がいる事が判ったので
おそらく遺伝子学的にも大別できるんだと思います。
どちらかが長野でどちらが北海道かは判らないのですが、
我が家では片方のみの種類が明らかに生き残っていると考えています。
■仮説
「ワカサギちゃんにも性格がある」
2013年12月~2014年1月実施
■実験①
釣ってきたばかりのワカサギちゃんの内、
元気に生きてる86匹を黒い大型バケツに入れ
ポンプで少し酸素濃度を高めにして運動性を高めてあげた
・激しくバケツに頭を擦り付け尻尾を振るグループをA
・底にへばりついたままジッと動かないグループをBとする
写真あったんだけどPCとiPhoneのどこかに紛失、後日うp予定
見つけ次第暴れてる動画1
1年目:グループA(22匹全体25.6%)は全滅
グループB(64匹全体74.6%)はそのうち約半分にあたる33匹が
約2週間の間に徐々に死滅、1月に岩洞湖に再放流した21匹を除き食卓へ
2年目:夏場に餌がわかってきたので3回に分けて元気な100匹をサンプルに。
実験に参加させた以外の150匹前後のごちゃ混ぜAB混合グループは
死んじゃった、または弱っていた一部が食卓に。
残りは近所のお寺の人工池に許可を頂いて放流、
時々カラスに食われながら、現在も元気に育っています。
→Aはほっとくと衰弱死(または壊れた口から細菌感染?)しちゃうので
すぐに救って大型水槽へ38匹
→Bはそのままバケツに入れとくのもかわいそうなので
少し経って落ち着いてから中型水槽へ62匹
アカムシとミジンコ投入。酸素と水流を作ってあげるとA,Bグループ共によく食べる
Bグループは餌を食べない個体がちらほら、やはり3日~10日前後で死滅した。
※Bグループには乾燥川魚の餌を好んで食べる個体がいた。
■実験②1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、黒バケツに戻して再分別を行った
・AグループからBグループには2匹の転向が見られた
・BがグループAに転換する傾向は見られず、
大人しい子はいつまでたっても、バケツを刺激しても大人しかった
ちょっと黒い子が多かったのも気になった特徴だった。
・運動量の多いAグループはBグループの倍近く~最大2.4倍前後の餌を食べた
やはり目に見えてでかくなった
■実験③寿命を計測
Aは大型水槽に入れると群れを作って回遊を始めた。
餌が判ると生存率が高いのはAグループの方だった。
38→36匹中31匹が4ヶ月生存 (86.1%)
62→64匹中28匹が約4ヶ月生存 (43.75%)
■検証結果
「岩洞のワカサギちゃんには2種類いる!
我慢強く沈む子と、活発に暴れる子」
4ヶ月後59匹のワカサギちゃんたちは無事生まれ故郷の岩洞湖に生還。
3年目の今年は
柴沢、旅行村、ドーム、レスト下(ドン深)別に調査を実施して
グループの比率を検証してみたいです。
研究は続く
今年の年券すらまだ買っていないT-RODです
私ドームに入る時はよほど混んでなければ
いつも旧C(4船)か旧2(6船)と決めています
理由は特にないんですがドームはドームの難しさを味わいたい
風が吹くと左右によく動く桟橋の真ん中らへんが妙に好きだったりします。
あとは浅い船は渋い時と午後~夕方に強い!
・・・ような気がします。それだけ。
今日は魚探の話をします。
私はドームに限らず、釣ってる時は必ず魚探を切ります。
なぜか?
(・∀・)魚探に釣られるから!
といいますのも、
私、魚探つけっぱにすると釣果が落ちる人です。
魚群が濃くてもその魚群の活性は実際に釣ってみたほうがよく判る。
場所ココでいいかなと思ったらもう魚探は切っちゃいます。
ワカサギちゃんとの対話や駆け引きを楽しみたい。
しばらく電動使う予定はなく、あと2年は手巻き1丁で修行したいので。
釣る前に魚探使うとき、以下の点について意識してます。
①水深
深さは周囲と比べてどうなっているのか
水の流れを把握する事は、プランクトンの流れを把握する事にもつながります。
魚群が極端に浮いてたり重なってる時も、仕掛けの参考にします。
②湖底性質
ドームだと殆ど変わらないんですが
落ち葉ゾーンか泥ゾーンかでも餌や誘い方が変わってきます。
ドーム船ではオモリを落とした時、
泥だと底についた後、2センチくらいスッと沈む感触があります。
紅サシ使うときは少し濁らせたほうが
ワカサギちゃんが匂いに頼るのでブドウや紅サシの釣果が延びます。
逆にオモリが止まる感触があれば落ち葉ゾーンなので
オモリで底を叩いて微生物を舞わせるような誘い方と
赤虫を併用すると隣の人にビックリされる程入れ食いになります。
③パラダイスを探す【氷上】
実はネガカリポイントの数十センチ横はワカサギちゃんにとっては
マスから身を隠すセーフゾーンだったりします。
後日もっと詳しく解説しますが、
レストを例にとると、★マークの鉄板ゾーンを探す為に
水深を元に、わざとネガカリゾーンを探したりする事があります。
④魚影の変化を見る
そろそろオイシイ時間かなと思ったときや、
「10時の波」が予定通り来てるかを見るときに使います。
知り合いの方がいると、よく頼まれて隣の船まで
魚探を入れに行くんですが、
スマホで気温や気圧の変化、水の流れも加味してRUSH予報したりします。
あとマスが連れちゃった後にもチェックで入れる事があります。
お昼の12時前後に少しマスの活性が上がるので
夏も釣ってると8時12時18時にマスがワカサギちゃんを追いかけるのが判ります。
マスが本気でご飯タイムナ時は魚群が浅瀬に移動しちゃうか、
底にへばりついてジッとして動かなくなる事が多いです。
そういう時も魚探が活躍することになります。
⑤GPS
ついてないHONDEX使ってるのでスマホで記録してます。
弁天裏とか階段がある場所では目方位でわかるんですが
わらびとか柴沢みたいに開けた風景が似た場所で威力を発揮します。
水深調査開始時点の基準穴を開ける時に使います。
魚影をみながらつるのも楽しいと思いますが
すんごい電池食うのでオススメしません。
そこは「寄せる」技術があれば正直要らないと私は思うんですよね
次回の「魚探について2」では
井戸の水脈を当てる時に使う正三角法と六角法で
的確に水の流れの上に穴を開ける技術を紹介します。
たぶん氷上が始まった頃の記事になると思います。
お楽しみにー!
昼過ぎから仕事があったので断ってしまったT-RODです
でも午前中、がっちり準備したら
午後万全で臨めたので我慢してよかったなと思います。
解禁2週間も経つと、かなりスレてきてるみたいです。
でも考えてみると、
なんで解禁直後は釣れるんだろう?
-ワカサギちゃんがスレてないからです
じゃあスレるってなんだろう?
-ワカサギちゃんが慣れちゃう、または警戒しちゃうことです
釣られすぎて、薄くなってるわけではないんでしょうけど
こんな話があります
氷上解禁2週間くらい、まだまだ釣れてる1月中旬の氷上。
私はレスト下でテント設営を手伝いながら魚探で
湖底地形の調査を黙々と続けていたときの事です。
「お兄さん、釣れないんだけど見てちょーだい」
そうおっしゃる観光客のお客様には大体3パターンあります
①釣り方が間違っている。
→餌切ってない、誘わずに置き竿してる、棚が間違ってる
これは後日「間違ったつり方①」で紹介します
②穴が悪い
→ワカサギが通る場所、通らない場所ってあります
場所をズラして、釣れる場所を紹介してあげると普通に釣り始めます。
これは次回、「イイ穴ワルイ穴」で紹介してみようと思います。
③撒き餌しちゃった!
→実はこれが意外と曲者で、よくある自覚無き加害者です。
まわりは釣れてるのにそのテントだけ釣れないのは
何かがおかしい、または湖底のコンディションが周りと違うからです。
2、3分実演してみてアタリすらない時、結構な割合で穴の回りが汚い。
「餌撒きました?」って訊くと、「あ、結構撒いちゃいました!」とか
「あ、余ったんでコイツの餌全部(レンタルセット1個分)突っ込みましたw」
なんて答えがよく帰ってきました。
そのすぐ横や流れがある時には下流にいたベテランの方々も
軒並み釣果が落ちてるので
「なるほどなぁ....」と学習したのを覚えています。
この経験を元に、去年、ひとつの仮説を立てて
自宅で飼育してるワカサギちゃん達で検証してみることにしました。
■仮説
「紅サシの撒き餌は無意味である」
2014年12月10日10:00頃(餌の時間)
前日の夜に大型水槽に移したワカサギちゃんから
ランダムに50匹を抽出し餌やりのついでに検証実験を行った。
■実験①切らない
紅サシをそのまま撒いてみる。
ばら撒いてみると、底に散らばっった紅サシを吸い、
ほんの3回くらい繰り返すと触らなくなってしまいました。
「コレは餌ではない」としっかり認識しているようです。
実は普段ワカサギちゃんは紅サシ(着色ウジ)を食べてません
興味本位でついばんだり、紅サシを切った時に出る
白い汁(水の中では固まって千切れながら流れる)やその匂いが
普段食べているプランクトンに酷似してるので、ソレを食べる事が判ってます
■実験②切る
紅サシを3つに切って撒いてみる。
千切れた白い液体は食べるけど、赤いのは見向きもしない。
白いの食べた個体はカウントして隣の水槽へ→12匹
(注:け、決して後で食べる用食べない用を分類している訳ではないッ!)
約7割の38匹が紅サシ本体には興味を示さず水槽に残りました。
■実験③:動かす!
割り箸竿でナイロンの糸先に挿した紅サシを切らずに水中で動かしてみる
残った38匹は興味を示すも殆ど触らず。(2匹吸ったけど吐いた)
別の水槽に移した活性の高い12匹も
時々つつくものの、すぐ吐き出してしまいました。
餌を変えて暫く続けたものの、殆ど反応なし。
ワカサギちゃん、完全に飽きちゃった。
その後のご褒美の餌はどっちのグループもしっかり食べました。
ちゃんと食欲はある模様。
■検証結果!
「撒き餌(紅サシ)
効果なし、または逆効果!」
平均で3回か4回確かめるとつつかなくなる!
何回もバラすと群れが逃げて行っちゃって
アタリがピタリと止まる理由はこの辺にありそうですね
湖底にたくさん紅サシが落ちてたら
食いが悪くなるのは当然といえば当然なのかも
というか舞い上がらないと気付いてすらいないような気もする!
今日紹介した習性を逆手に取った仕掛けを
後日、「餌:名人に教わったブドウ虫の使い方」で紹介します。
(・∀・)でもブドウはマス類がくるのでおいらは敬遠してます。
★ワカサギちゃんは回遊魚です。
プランクトンを求めて回遊しつつ、濃度の高い場所には留まり
低い場所は短時間で通り過ぎてしまいます。索餌回遊です。
つまりスレると殆ど口を使わずに仕掛けの前を通り過ぎてしまうのです。
垂直回遊もするのですが、それはまた次回以降の話題に。
「スレる」とは単にワカサギちゃんが学習するだけでなく、
釣れない条件が揃ってしまう事なのでは?と私は考えています。
ワカサギちゃんはお腹一杯の時でも、結構元気に泳ぎ回ります。
餌が豊富にある場所では代謝を高め、体を大きくする為に
海などの回遊魚にも共通する本能的な行動だと言われています。
その回遊中にいかにワカサギを留まらせる「寄せ技」ができるか。
寄せ技については名人の受け売りがあるので
単独で記事を書こうと思います。
ちょっと話はそれるんですが
専修大の小松仁さんがアユの消化メカニズムについて学士論文書いてました。
http://www.senshu-u.ac.jp/library/01_ishinomaki/isu_info/H27/0609/yousi_komatsu.pdf
なるほど、こういう分析法もあるのね!
アユの回遊メカニズムを深く理解する上で非常に興味深い論文です。
ワカサギちゃんの回遊メカニズム解明に役立てられないかなーと思いながら読みました。
紅サシで釣れない日でもアカムシで釣りまくるので
周りのお客さんにインタビューされる事が多いです
実質布教活動?
アカムシとはなんでしょう?
ユスリカの幼虫らしいです。プランクトンの中では比較的デカイ方です。
そしてミジンコと並んでワカサギちゃんの常食のひとつでもあります。
釣具屋さんだけでなく、ペットショップでも買うことができます。

バケツに泥と水を1:1の比率で入れて
夏ごろに庭の木の下に置いておくとひと月もあれば50-100匹くらいゲットできます。
家の窓から離れた場所でお試しあれ。
冷凍ミジンコと並んで、我が家にいるワカサギちゃんの夏の主食です。
■アカムシの使い方
黒い方を摘むと、赤いお尻がピント伸びて刺しやすくなるので
真ん中を横からチョン掛けします。
実は誘い方にもクセがあって、誘えば誘うほどワカサギちゃんは逃げます。
■アカムシの誘い方
落とした直後がチャンスです。
袖糸がフワッと舞うときのアクションが本来のアカムシの泳ぎ方に凄く似てます。
注意しなければならないのは、紅サシと同じ激しい誘い方をすると
ワカサギちゃんは違和感を覚えて離れてしまいます。
フワッと落とすか、細かく振動→停止させると反応がイイみたいです。
ちなみに袖糸が沈むか浮くかでも誘いが変わります。
フロロ(特に太いもの)の袖糸を使うと、糸が水中で沈んでしまうので
巻いては落とし、巻いては落としという誘い方が使えます。
逆にナイロンの場合、そこまでしなくてもクセで宙に舞うので
オモリの勢いで落としてビタッと止める誘いが一番ワカサギちゃんを誘います。
■針の掛け方で泳ぎ方が変わる
頭かお尻にブスッと差した場合、
ドスッと下でオモリが止まったとき、キレイにヒラヒラしてくれません。
空中では匂いの強い餌ですが、紅サシよりも匂いが弱いらしく。
ワカサギが近寄ってくる集魚範囲は狭い餌だと言えます。
真ん中に刺して上下に揺らすと左右対称に動くので
アカムシが水槽の中で弱ってる時の動きにそっくりなのです。
■オモリで寄せて、アカムシで静かに誘う
ワカサギちゃんの捕食行動を見ていると
湖底にいるワカサギちゃんは同じ深さで水平に回遊しながら
捕食時にスッと顎を下げる様に口に含んでペッと吐き出す動きを繰り返します。
黒い水槽の中で観察すると、餌を食べてる時はよく光ります。
大きい水槽の端っこに餌を落とした時、最初の1匹が食べるまで
他のワカサギちゃんは反応が鈍い事がわかりました。
お?これはと思って一昨年試したら、効果を上げているのが
磨き上げた四面オモリです。
■仮説
「磨いた四面オモリの光はワカサギちゃんを引き寄せる」
2014年4月頃、わらび平岸壁付近で検証
■実験①
傾向ピンクの四面オモリをルアー竿につけて上下させてみる
集魚結果、イマイチ!
半径60センチ前後離れた場所を泳いでいるワカサギちゃん反応なし。
半径30センチくらいの範囲では追いかけてくる。モロコも同じ。
■実験②
赤いスプーンルアー(16g)をルアー竿につけて上下させてみる
モロコよく集まる。ワカサギちゃんも反応はする。
集まって来てモロコが集団で攻撃を始める。興奮してるのか?
針をつけていないのでルアーを虐めるだけ。でも見てると面白い。
激しく動かすと当然逃げる。割と警戒心が強くしばらく寄って来なかった。
■実験③
磨いた四面オモリをルアー竿につけて同様に躍らせてみる
集魚結果、目に見えて効果アリ
1メートル前後の範囲でも寄ってくる事が確認できた。
思っていた以上に広くまでワカサギちゃんは感知できるようだ。
数分躍らせていたら、半径30センチ前後、うじゃうじゃになる。
手応えあり。しゃがんでも散らないくらい警戒心薄い。
体と同じくらいのサイズなので仲間の捕食活動と間違えてる可能性あり。
■検証結果
「光るもの、意外と効果ある」
オモリの光で寄せて、落としたアカムシに触らせる。
実際これで去年、今年は釣果がかなり安定してます。
中津川の上の橋付近で試したところ、アブラハヤにも効果あり
小魚と戯れるには最高のアイテムですね。
アカムシ使うなら4面オモリ
そんな方程式が私の中で出来上がりつつあります。
風の方角が漢字ではなく、矢印になってるYahoo!天気の表示が
サッパリしていて、一番見やすいような気がします。
アメダスは天気と降水量以外にも釣りに必要な情報が満載です。
特に山の上の岩洞湖で釣る時は凄く重宝します。
気圧表示はないんですが、
風向きと強さから気圧の変化を読み取る事もできます。
ワカサギちゃんって気圧の変化にすごく敏感なんです。
気圧が高い時は水槽の底でジットして餌を食べない事が多い。
逆に気圧低い時は、バケツや水槽をかる~くかき混ぜただけで
川魚の乾燥飼料をバクバク食べてくれたりします。
浮き袋のせいかな?
活性が高くなってるんですね!
あと、前日からの気温変化の推移もわかりやすいです。
朝昼の気温(水温?)差が激しいとワカサギちゃんの活性が落ちたり
去年のあるラジオ収録の日の話です。
収録と移動時間の都合上、レスト下の坂から近い場所に
穴を開ける事になっちゃったんですが、
実はレスト下の浅い場所はモロコしかつれないので
本当はお客様をお連れしたくなかったんです。
ところがいつにない陽気で気温と水温が急激に上昇。
入れ食いになって20分の収録時間中だけで80匹を優に超えました。
(・∀・;)...ぬぅ、FM○手の女子アナは化け物か!
信じられない強運をもってやがりますねぇ~
お聞きになった方もいるかもしれませんが、
その収録中、おいらは見事に穴にワカサギちゃんをポッチャンし、
その様子を実況中継されました。
(ノwノ)ハズカチイイイイ!
ところがその日、鉄板ポイントでは一般のお客様も坊主が続出しました。
「こういう事もあるんだよなぁ、恐ろしいッ(笑)!」
「こんなに映ってるのにねぇ」
ベテランの方々も早々にテントを畳んで切り上げるのが印象的でした。
入れ食いしたその穴ではピタリとワカサギちゃんが釣れなくなった様です。
後日、記録と釣果ボードと比較しながら記録を検証してみました。
2月上旬から中旬の事だったのですが、
寒暖の差が15℃~20℃前後あった日は激渋になった日が多いです。
魚探穴を開けて探しまわった時も、水が動いているせいか、
氷の上に掻き出した水がやたら茶色かった事を覚えています。
上昇した水流にのってプランクトンが浮き上がっているのか
氷のすぐ下2~3mを結構な数の魚群が泳いでいたりします。
その魚群を釣っていないのでひょっとしたらモロコの可能性もありますが、
数と他の場所での釣れなさや、魚探に映る魚影の特徴を見る限り、
やはりあれはワカサギの群れだったのではないかと思います。
激渋の日に100~150の束越えが出た場所も調べてみました。
A看板10m前後、2.5ワンド、3.5ワンド、ワラビの10mより浅い場所など
普段はあまり釣れない場所でした。(2014年データ)
センター裏の浅い場所や、ワラビの岩ゾーンで爆釣が出たりと
やはりちょっと異常な釣果も目立ちました。
夏の間、レスト階段下で水の流れを見て、同じような条件の日に
対岸のワンド周辺でバケツやペットボトルを使って
プランクトンの密度を図る実験をしました。
各対岸ワンドの岬付近の浅い所(2.5、3.5ワンド)と、
バケツが届くA看板の下周辺で顕著な数値の上昇が見られました。
意外だったのはレスト階段下でも数値が上昇、
おおきな渦を巻くようにして、沖に流れていく丸い水流ができていました。
レスト階段下の急な駆け上がりのある突き出し周辺を沖合に移動していきます。
旅行村で知り合ったマス釣りの名人曰く、
そんな日が湖の東側でサクラマスやイワナを狙うのに最適だったりするそうです。
フライで初めて岩洞サクラを釣ったのもそんな日だったのを覚えています
2014年氷上シーズン序盤、
A看板や対岸で200以上釣れてた人の話では
浅瀬なのにキレイなピンク色の個体が多かったそうですから
堰堤・A看板や1ワンドの浅場に流れていったと考えるのが自然かもしれません。
でも全く同じ穴なのに、条件が違う日に入ると全然釣れないそうです
(・∀・)知れば知るほどレスト下は面白いですねぇ!
棚止めを仕掛け1つか2つ分くらい上げて、
長い仕掛けで赤虫をストーンと落としてあげると
魚探のネタでは
去年レストランで雑談しながら500オーバーを釣るお兄さんに習った
「魚群のX交差」についての記事で紹介したいと思います。
おたのしみに。
ダシの出た油を捨てちゃうのは勿体ないので
その油でワカサギちゃんを炒めたのが始まり
①フライパン揚げを作ります
ワカサギちゃん50匹ならボウルで2分くらいチンします
ちょうど身が崩れやすくなる頃合がバッチリです。
②指や橋で触ると骨と身が分かれるので
このとき背骨をとりのぞいちゃっても美味しくできます
小骨が気になる人はカルーク鷲づかみして
揉むようにすると骨が簡単に外れるので端でつまみます
③フライパンの上で、油が膜を張るくらいの油量で
中火で少し煙がでるくらいの温度にしたら、
②でほぐしたワカサギちゃんを投入します
④ワカサギ50匹に対し、カレー粉大匙2、塩1、
お好みで黒胡椒を加えてかるーく掻き混ぜます
ぱさぱさ感が欲しければ香りが飛ぶ程度に日本酒を入れてもおk

⑤ふたをして1分弱、よく混ざるように振って
強火で炒めます。そのあと日の通り具合見て
まだ水分が残ってるようなら火を弱めてもう30秒、
カレー粉が所々焦げ始めたら丁度いい頃合です。
⑥クッキングペーパーに開けて
少し覚ましたら軽く包むようにして握って解します。
油が抜けたら出来上がり
これで完成!フワフワほっくほくの食感がたまりません。
冷めてもご飯に合うんです!
おにぎりの具にすると最高に美味しいです。
フライパン揚げのあと作ると、少しだけでんぷん粉が残っててモッチリします。
ただその場合は冷めると少しだけ硬くなっちゃうので翌朝食べる時チンしてもおk
いかがですか?
次回は少し変わった味付けのてんぷらと
さくっと仕上げる秘伝の衣を公開します
昨日遅くまで起きてて風邪をひきました。
近頃はどんな調査をしてるかだけ、
一昨日ノートをつけたワカサギちゃんの生態を
少しずつ公開していこうと思います。
ドームのワカサギちゃんも少しは透き通ってますが、
船上で見たところ、透き通るようなピンクは殆どいませんでした。
ドーム周辺で回遊してる子のみの印象でした。
昨日は船上で50匹袋を1つおすそ分けしたので167匹の記録になります。
今日はちゃんと酸素しなかったけど、
家に連れて来てもバリバリ泳いでる子が40匹くらいいました。元気だね。
■サイズ
5センチ未満:4
10センチ以上:3
越年魚混じってますねぇ!でも金針が多かったよ、混じって泳いでるのか
解禁直後なので、中間層は大型多めでした
■胃内物
ペーストになってない子が結構いました。
おそらく午前中我慢してて浅瀬から戻ってきた魚群なのかな?
ミジンコ系が多いけどボウフラっぽいのもいて幅広く食べてました。
■背びれコブ
中型の大きい子殆ど背びれコブあり
背びれコブない子は15匹、全体の9.26%
おそらく殆ど漁協さんで放した子の比率が高いですねぇ
ドームだから当然なのかもしれないけど
■口元
若干黄色が強い子が混じってる印象
去年より明らかに比率が多い。なぜ黄色くなるのかは調査継続中
どっちも卵はもつのでオスメスの比率ではないです。
柴沢に行くと背びれコブがない子の比率が逆転するんですよねぇ
ストレス耐性が高いのも背びれコブのない子です
岩洞には2種類のワカサギちゃんがいます。
あれー?ひょっとしたら3種類いるかも!とか思ってる今日このごろです。
今年の夏は忙しくて全然調査できなかったからなぁ~
来週あたり西側でゴミ拾いとペットボトル調査してみようかなーと思ってます
この時期夕方柴沢ロッジに行くと鯉が大繁殖してるんですよねぇ
浅瀬の木がワサワサ言ってて面白いです







