今日紹介するのは三上悠亜

  彼女の名前もよく聞く。18禁コーナーに入れば必ず姿を目にする女優の一人だ。元々はアイドルだったという。

  【エンタテインメント性

  彼女は元々アイドルだったという。だからこそ自分を客観的に見る力は、女優となる以前から充分にあったと思われる。アイドルは舞台に立ち、客の前で歌やダンスを披露する。それもパフォーマンスだ。詳しくは後で論じるとして。
  ジャンルに関しては、わりとオーソドックスなものばかりで、マニアやフェチシストにウケるような作品には出演していない。いわばストレートでヘテロ的な、王道のセクシー女優といえる。自らの容姿とパフォーマンスがすべての正道の世界で長らくトップ女優に輝くのは並大抵ではない。

  【自己形成

  三上悠亜はアイドルからセクシー女優になる際に「誰にも相談しなかった」(wiki)という。世間は下世話で、アイドルや女優からセクシー女優への転身を「堕ちた」などと言って囃し立てる。今ではそんな人間も少なくなってきたが。彼女は「堕ちた」のではなく、新たな可能性を見出しただけだ。「誰にも相談しなかった」。そこには彼女の覚悟がありありと見て取れる。
  勘繰らなくとも、彼女の感じた苦労や受けた苦痛が並のものでないことは予想できる。なんせ国民的アイドルグループからセクシー女優へと転身したのだから。しかし彼女はそれを乗り越え、さらにセクシー女優として確固たる地位を築いた。

  【肉体美・感情表現・官能

  肉体美はB83 W58 H88と理想(B90 W58 H90)と比べてバストに若干難がある。それにしても理想のウェストは中世のマリー・アントワネットをベースにしているが、彼女でもウェストの維持に苦しんだというのに紹介してきた女優はみなW60以下だ。色をつけてるにしてもすごくないか……。理想は理想で無理はしないでいい。
  感情表現については、男性に対しての「媚び」の感情(決して女性が男性に媚びることをいいとするわけではない。むしろ反対だ。これは演技上の話だ)表現は群を抜いて上手い。しかし、そのほかはまだ改善の余地がありそうだ。自分を客観的に見すぎてる気がする。
  官能に関しては、やはりアイドル時代の面影か(アイドルとして認知されているからか)イマイチどこかセクシーさに欠ける。赤身ではなく上等な白身を食べているような感じといえばわかるだろうか。

  【個性・パフォーマンス

  個性もパフォーマンスも、アイドル時代の延長線として充分な素質を持っている。自己を客観視できる力もある。なので誰かが何かを言わなくてはわからないということはなく、放置しても自分の力で成長していける逸材だ。
  これからも正道なジャンルのみで勝負してほしい。王道でい続けるべきだ。下手にマニアやフェチシストウケする作品に出れば、自身の演技の幅をかえって狭める結果に終わるかもしれない。