部活をやめたいと思ってから、かれこれ数年がたつ。

 

入部から1年は根性で頑張ってきたつもりだったたけれど一年が過ぎ出来ていないことを突然顧問から怒られた。

 

それは、確かにそれは当然のことだと思うし仕方ないことだと思う。

 

けれど、その後あるあまり仲の良くない同級生から「そんなこともできなの?」と言われた。

 

これも、当然と言っては当然だけどせめて教えるだとかそういうことをして欲しかった。

 

そういう風な精神的に怒られたり、貶されたりして逃げ出したくなったり死にたくなったりもした。

 

けれど、副顧問の先生や先輩などには「もったいないよ」や「誰にでもある事」など色々と励まされながら今もなんとか続けている。

 

その後は、コロナなどでなかなか連取時間は確保されず下手になっていく一方だったが、2年生としての自覚を自然に持ったのか、練習にも力を入れるようになったのではないかと今では思う。

 

という風に続けてはきたものの、一つ壁を乗り越えてもまた一つ壁が出てくるもので、ここまで来るのにも数えきれないくらい死にたいと思ったり、逃げ出したいと思ったりした。甘え事かもしれないけれど、相当な苦労をしたと思っている。

 

今でも、周りから頼りにされ、必要とされてるなんて1mmも思っていない。それは、今の自分の性格や実力が物語っている。

 

 

前振りが長くなりましたが

そんな中、今日「○○君(自分の名前)上手くなったよね」と同級生数名に言われた。

 

これが本心なのかどうかはさておき、先輩に言われるよりも同級生に言われることで信憑性や安心感がより増したように自分では思えた。

 

ここで、自分は一番褒められて嬉しいのも同級生だし、一番貶されて嫌なのも同級生ということがなんとなくわかった。

 

 

 

という風なことをここで言ってもどうせいつかはこういう嬉しいことなんて忘れ、その時目の前に浮かぶ嫌なこと、悪いことで頭がいっぱいになりまた、逃げるような、死にたいと思うような考えに至ることは遠い未来の話ではないように思える。