映画撮影場所である横浜大通り公園には既に


大勢の人が来ていた。


どのくらいの人がきていたのか・・・数千人はいたと思う。


その中でも私達グループは大人数で来ていたので


撮影の注意事項を話すADさんから


2~3人に分かれて適当にバラけて


と指示されたため グー チョキ パー でグループ分けをし


再度、ADさんの指示によりバラバラになった。


運悪く?私は フランキーと二人。大通り公園の端。


監督椅子に近い場所で最前列だった。


撮影のシーンは 大通り公園で架空のパレードがあり、犯人を追ったトオルくんと


館さん?が紛れ込み観客からブーイングを受け物を投げられる。


というものだった。


物を投げる時の注意事項としてADさんから


役者さんに当たらないようわざと外して投げること。


力は入れずにやさしく投げること。


あたっても痛くないものではあるが 以上2点 指示がでた。


いよいよリハーサルである。


投げるものはそれぞれ・・・ゴムボールだったり、紙を丸めたものだったり・・・


フランキーはピンクのゴムボール 私は紙を丸めたものだった


トオルくんが来る。


私はタイミングを見ながら適当に投げた。


その瞬間


トオルくんの頬にピンクのゴミボールが見事HIT!


しかも、かなり強く投げられたものだった。


丁度私のいた近辺の場所から投げられたので


トオルくんは思いっきり キツイ眼光で

(目じゃない!!眼光っていうかレーザー光線みたいだった!!)


私を睨み付ける。


犯人は・・・私じゃない!!


そう・・・フランキー


それなのに何故?私を睨む?


パニックになりながら必死のパントマイムで違う事をアピールする


フランキーがやったと・・・こいつだ!!と横にいたフランキーを指差そうと


横を見たが・・・


彼女はいない。。。


またパニックになりながら・・・私じゃないと必死にアピール


トオルくんは、呆れた顔してADさんと一緒に行ってしまった。


後からADさんに怒られた。当然私じゃない。フランキーだと主張する。


それでも、一緒に来た友人だったので私達は後列に回されることになった。


当然といえば当然であろう。


それよりも、トオルくんに睨まれた時、横にいなかったフランキー


私としては、そっちが問題だった。


どこにいたのよ!!あんたのせいで私が睨まれたでしょ!!


凄い怖かったんだからね!!



フランキーは だって と でも を繰り返す。


だって も でも もない。なんで人のせいにするのよ


ちゃんと自分であやまりなさいよ!!


だって・・・だって・・・でも・・でも・・・


お話にならない。。。。


トオルくんにHITした瞬間。 ヤバイ と思ったフランキーは


なんと!咄嗟に


私の後ろに隠れたらしい。



この後、無事撮影が終わり全員集合。ADさんを探してコイツが犯人ですと申告するも


もうトオルくんは帰ってしまったし、ADさんにしたら忙しい中


そんなのどうでもいい話になってしまった。


ただ、監督さん(村川透さん)が近くにいて、その話を聞いて下さり。


一緒に写真を撮ってくれたりもしてました。


話を聞いたからどうだってのもないんですが・・・


その後フランキーは10年はこの話を根に持った私からネチネチやられています。


いや・・・未だにか。こうやってネタにして書いてるし(爆)


でもね。もの凄く、本当にすごく怖かったんです。滅茶苦茶・・・今でも忘れられない。


彼女には、この他にも色々なエピソードがありますが・・・


いかんせん、文才がないもので・・・お恥ずかしい話です。




たいしたオチじゃなくごめんなさい。

また気が向いたら彼女のトンデモ話を書くと思います。

この手のエピソードはいっぱいありますから(爆)


もしも・・・よかったら・・・またお付き合い下さい。

彼女は40近くなった今も、このままです。

いや・・・グレードアップしてるわ・・・








ママのともだち、しゅごいにゃ・・・

るいともにゃ?


・・・違うから!絶対!!一緒にしちゃダメ!!