ボランティアツーリズム 第二日目
岩手県宮古浄土ヶ浜。
極楽浄土のように美しいことから命名されているとおり、とても美しい。
海辺のすぐ近くに立つレストハウスは閉まったままで、こちらで働いていた方が現在観光ツアーガイドをしてらっしゃるそう。
・・・みなさん、無くしてしまったお仕事の代わりにこうして新しい道を切り開かれて行くのですね。
でも、先日ニュースでニュースで見たけれど、東北の再就職率2割くらいみたいで、まだまだですね・・・
浄土ヶ浜 周遊観光船40分コース
http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/kankousen/kouro_03.html
うみねこがいっぱい!
エサのパンをあげると、わんさか来る!
ちょっとコワい・・・。
こちらは、今回行けなかった青の洞窟♪とても美しくて、テレビを見て一目惚れしたのです
次回は絶対行きたい!
観光船でマリンガールというナビゲーターを勤めてくださった方は、お孫さんがいる方で、印象的だったのが彼女が最後に歌いながら泣いてしまったこと。もらい泣きしそうになりました。
色々なものがなくなってしまったけれど、こうして美しい自然は残っている。
ボランティアでも、観光でも、来てくださってありがとうございます。頑張ります。頑張るって、あまり言わないほうがいいって言うけれど、でも、私たち、頑張ります。
どうか、また来てください。
じーーん。
じーーーーーん。
じーーーーーーーーん。
ボランティアの掟:言ってはいけない言葉に「頑張ってください」があるのは、知っていた。
でも、それをあえて口にして頑張るんだというマリンガールさん。
そして、帰りのバスの中。
参加していたホンダソウイチロウくんの提案で、ボランティアに対しての思いをマイクを持ちながら照れつつ、ひとりひとり自己紹介したのだけれど、これ、行きにやればよかったよね。
そうしたら、もっと早い段階でみんな意気投合出来ただろうし、途中下車してしまった方たちとは集合写真も自己紹介も出来なかったから、それは残念。
全員が話し終えた後、岩手ご出身のバスの運転手さんがマイクを取った。
おそらく、あまり人前で話しなれていないのでしょう。トツトツとした不器用な感じで思いを述べる彼のスピーチも、これまた胸を打った。
どうか、「岩手県だけでなく」宮城も福島も応援してください。東北全体を、復興していく姿を見守ってください。
なんて、心がほっこりするのでしょう。
そうなんだよね。
初めてボランティアに行った南三陸町を思い出す。
大槌町のように何もなく、壊滅的な状態の、冷たい雨の中。
車の通らない道をトボトボ歩きながら避難所を回って必要物資のヒアリングをしていたとき。
自分たちの食べ物だって、ままならないだろうに、避難所にいる方があったかいお蕎麦を作ってくださった。
涙がでそうになった。
そんな、ほっこり感。
自分たちが大変でも、まず人を気遣えるあったかさ。優しさ。
そんなほっこり感にやられてしまって、私は多分何度も何度も東北に足を運ぶのだろうな。
マッサージしたおばあちゃんたち。遊んだ子供たち。話し込んだおじいちゃん。
「また会いに来てね!」
「うん、会いに行くよ!」
まだ全員と再会できてませんが、いつか必ず・・・
明日から、また東北です!
8回目の東北は、ずっと行きたかった女川と、おなじみ石巻。と、初・塩釜。
昔、インタビューを読んで一目惚れ(一目読み?)して、沖縄にまで会いに行ったカリスマ・高橋歩のNPOオンザロード×HISのスペシャル企画
ボランティアツーリズム、さすがワクワクする内容!な、この企画に参加してまいります☆
http://www.saigaishien.jp/topics/genkitrip.html
では、みなさまも良い連休を~♪






津波が40.5M押し寄せたエリアもあるそう




