カメハメハ大王がハワイ諸島を統一した頃までは、
ハワイ各島では四大神をはじめ、
「八百万の」神々や精霊が信仰されていました。
四大神
・戦いの神であり、山や海の神でもある「クー」
・農耕の神、豊饒の神である「ロノ」
・万物の根源、生命の神である「カネ」
・海の神、死者の世界の神である「カナロア」
これらの神々や精霊に祈りを捧げる場所として、ヘイアウ は建設されています。
また、この4人の神はハワイに固有の神々ではなく、
遠くサモアやタヒチ、アオテアロア(ニュージーランド)に至るまでの、
ポリネシア全域で偉大な神とされています。
ハワイでは、
ロノ神を主神とする収穫祭「マカヒキ」が盛大に行われていたことや、
偉大なカメハメハ大王が「戦いの神クー」を信仰していたことから、
四大神の位置付けは、
『クー、ロノ > カネ、カナロア』という順序のようですが、
ポリネシア全般では、カナロアが万物の創世神とされているようですよ