小さな宇宙、ミクロコスモス。
わたしの庭の、ちいさな生命。
夏野菜を育てられたらと挑戦した、
いんげんとコーン。
100均のタネでは、残念ながら。
はじめは苗木の状態までぐんぐん育っていた。
梅雨の気候変動で、最初にコーンが倒れた。
無事に立ち上がっていたいんげんが
コーンにもたれかかったのがドラマの始まり。
おかしいね、と思いながら
ツルのための柱を立て、もたれさせるのに。
翌朝にはコーンのほうにもたれかかっている。
何度も何度も、朝には必ず。
もう、コーンは駄目かな。
ある朝、梅雨が終わり気温が上がると、
元気だったはずのインゲンの茎が潰れ、
葉が全て萎れてコーンのそばに倒れていた、
その手の先には真っ白な花芽。
先逝くコーンについていくように、自ら首折り
死に急ぐインゲンのそばで、
インゲンのほうに倒れかかり抱き合うように
踏ん張り水を吸うコーン。
どちらが先に逝くかはわからず。
インゲンがコーンのために生命を手折った
ことだけは、わかる。