TV視聴率のアップの方法としてまず何が人気があるのかを検証してみたいと思う。
直近の2007年とインターネット普及前夜の1996年を比較してみよう。
【2007総合トップ12】
1 第58回NHK紅白歌合戦 39.5%
2 世界フィギュアスケート選手権・女子フリー 38.1%
3 行列のできる法律相談所 35.3%
4 第58回NHK紅白歌合戦 32.8%
5 日曜劇場・華麗なる一族・最終回 30.4%
6 24時間テレビ30愛は地球を救うPART10 29.8%
7 世界フィギュアスケート選手権・女子SP 28.9%
8 第83回箱根駅伝復路・第2部 28.5%
9 WBC世界フライ級タイトルマッチ・第2部 28.0%
10 金曜ドラマ・花より男子2・最終回 27.6%
11 北京五輪アジア地区最終予選・日本×台湾 27.4%
12 第83回箱根駅伝往路・第2部 27.3%
【1996総合トップ12】
1 第47回NHK紅白歌合戦 53.9%
2 日本シリーズ・第2戦 43.3%
3 日本シリーズ 第1戦・2部 43.1%
4 アトランタオリンピック 43.0%
5 第47回NHK紅白歌合戦 41.6%
6 秀吉 37.4%
7 プロ野球'96・中日×巨人 37.1%
8 ロングバケーション・最終回 36.7%
9 '96アトランタオリンピック 36.6%
10 日本シリーズ 第5戦 36.3%
11 ドラマスペシャル・古畑任三郎 34.4%
12 日本シリーズ 第4戦 33.8%
何かお気づきになっただろうか?
まず赤字で書いたのはスポーツ番組である。
視聴率の水準は落ちているもののスポーツ番組は人気があることがうかがい知れる。
では下線がついているのは何でしょうか?
これは生放送なんです。紅白歌合戦も24時間テレビ(欽ちゃんのゴールシーンが放映された行列のできる相談室含め)生放送です。
つまり、テレビの人気番組は生放送、特にスポーツということになります。
スポーツがもっとも盛んな米国はスポーツ大国ですが、実態はスポーツ観戦大国であるのではないかと思っております。プロスポーツが成立するか否かはその主な収入である興行収入や放映権などつまり観戦する観客数に左右されます。その証拠に人気のあるMLBやNBAでは観客に対する試合(選手)の供給が足りず、海外より優秀な選手を多く輸入するという事態に至っております。米国はスポーツ観戦大国で選手の輸入国であるといえます。
では、米国は何故観客が多いのか?答えはシーズンスポーツ制にあると思います。
私は高校までの約半分を日本、半分を米国で過ごしていますが、米国はシーズンスポーツ制なのです。クラブ活動は秋、冬、春(夏は夏休みのためなし)それぞれ違います。日本のように年中同じスポーツはできません。秋はアメフトやサッカー、冬はバスケットやバレーボール、春は野球や陸上といった様に選択できるのです。また、毎年違うものを選択しても問題ありません。これは大学まで続きます。
いろいろなスポーツに挑戦できることは「競技者の育成」という観点と「観客の育成」の両方に作用します。つまり、自分にあったスポーツが見つかる可能性が高いことがあり、またいろいろなスポーツを経験しルールを覚えることができるという点が上げられます。
スポーツ観戦に関しては「競技経験がある」「ルールを知っている」「レベルが高い」スポーツを良く見るといわれています。経験やルールを知っているスポーツが日本人より多い米国人は多くのスポーツを観戦し、選手の適正配分により競技レベルも向上するので相乗的に盛り上がる構造ができていると思います。
波及効果としては、スポーツ用品の売り上げが向上し、指導者の需要も高まり選手の再雇用の問題もクリアされることになります。スポーツ中継中のスポーツ用品の広告も増えるでしょう?
従って、シーズンスポーツを導入し、それをサポートする補助制度などを整備すれば徐々にスポーツ観戦・競技人口が広がり、中継するテレビの視聴率も向上すると考えられると思うのです。
直近の2007年とインターネット普及前夜の1996年を比較してみよう。
【2007総合トップ12】
1 第58回NHK紅白歌合戦 39.5%
2 世界フィギュアスケート選手権・女子フリー 38.1%
3 行列のできる法律相談所 35.3%
4 第58回NHK紅白歌合戦 32.8%
5 日曜劇場・華麗なる一族・最終回 30.4%
6 24時間テレビ30愛は地球を救うPART10 29.8%
7 世界フィギュアスケート選手権・女子SP 28.9%
8 第83回箱根駅伝復路・第2部 28.5%
9 WBC世界フライ級タイトルマッチ・第2部 28.0%
10 金曜ドラマ・花より男子2・最終回 27.6%
11 北京五輪アジア地区最終予選・日本×台湾 27.4%
12 第83回箱根駅伝往路・第2部 27.3%
【1996総合トップ12】
1 第47回NHK紅白歌合戦 53.9%
2 日本シリーズ・第2戦 43.3%
3 日本シリーズ 第1戦・2部 43.1%
4 アトランタオリンピック 43.0%
5 第47回NHK紅白歌合戦 41.6%
6 秀吉 37.4%
7 プロ野球'96・中日×巨人 37.1%
8 ロングバケーション・最終回 36.7%
9 '96アトランタオリンピック 36.6%
10 日本シリーズ 第5戦 36.3%
11 ドラマスペシャル・古畑任三郎 34.4%
12 日本シリーズ 第4戦 33.8%
何かお気づきになっただろうか?
まず赤字で書いたのはスポーツ番組である。
視聴率の水準は落ちているもののスポーツ番組は人気があることがうかがい知れる。
では下線がついているのは何でしょうか?
これは生放送なんです。紅白歌合戦も24時間テレビ(欽ちゃんのゴールシーンが放映された行列のできる相談室含め)生放送です。
つまり、テレビの人気番組は生放送、特にスポーツということになります。
スポーツがもっとも盛んな米国はスポーツ大国ですが、実態はスポーツ観戦大国であるのではないかと思っております。プロスポーツが成立するか否かはその主な収入である興行収入や放映権などつまり観戦する観客数に左右されます。その証拠に人気のあるMLBやNBAでは観客に対する試合(選手)の供給が足りず、海外より優秀な選手を多く輸入するという事態に至っております。米国はスポーツ観戦大国で選手の輸入国であるといえます。
では、米国は何故観客が多いのか?答えはシーズンスポーツ制にあると思います。
私は高校までの約半分を日本、半分を米国で過ごしていますが、米国はシーズンスポーツ制なのです。クラブ活動は秋、冬、春(夏は夏休みのためなし)それぞれ違います。日本のように年中同じスポーツはできません。秋はアメフトやサッカー、冬はバスケットやバレーボール、春は野球や陸上といった様に選択できるのです。また、毎年違うものを選択しても問題ありません。これは大学まで続きます。
いろいろなスポーツに挑戦できることは「競技者の育成」という観点と「観客の育成」の両方に作用します。つまり、自分にあったスポーツが見つかる可能性が高いことがあり、またいろいろなスポーツを経験しルールを覚えることができるという点が上げられます。
スポーツ観戦に関しては「競技経験がある」「ルールを知っている」「レベルが高い」スポーツを良く見るといわれています。経験やルールを知っているスポーツが日本人より多い米国人は多くのスポーツを観戦し、選手の適正配分により競技レベルも向上するので相乗的に盛り上がる構造ができていると思います。
波及効果としては、スポーツ用品の売り上げが向上し、指導者の需要も高まり選手の再雇用の問題もクリアされることになります。スポーツ中継中のスポーツ用品の広告も増えるでしょう?
従って、シーズンスポーツを導入し、それをサポートする補助制度などを整備すれば徐々にスポーツ観戦・競技人口が広がり、中継するテレビの視聴率も向上すると考えられると思うのです。
よく勘違いされるのであるが、私はテレビが大好きである。
テレビは家に帰るといつもつけっぱなしにしている。番組をずっと見ているわけではないが、関心のあるところだけは見ている。テレビはリビング、ベッドルーム、マッサージチェアのあるパントリーにもあるし、浴室の壁にも防水テレビをつけていて、移動する部屋ごとにテレビがある。(トイレはワンセグを活用)
このブログを書いている最中もテレビがついている一方でパソコンも操作しているし、携帯でメールをチェックしている。つまり、メディアあたりの同時消費比率が違うということである。
コカ・コーラはテレビで広告をしているのにWEBやMobileに力を入れていいのですか?ということもよく聞かれるが、これは単純にユーザーが見ているメディアにあわせてコミュニケーションを設計しているに過ぎない。
5月16日の日経新聞ではテレビ局の減益が報道されている。
しかしネットが発達しても、同時に多くの家庭に音声付動画を配信する仕組みはテレビが一番であり、この媒体が衰退するのは広告主側にも由々しき問題である。
では、どうすれば視聴率の回復が見込めるのか?
私は短期的な答えは視聴率が稼げる芸人などを活用するという、現在テレビ業界が向かっている方向であると思うが、これは長期的にコンテンツを育るという観点からは一時的なソリューションにとどめるべきと考える。
中長期的には中学・高校・大学のクラブスポーツのシーズンスポーツ制導入があげられると思う。
「風が吹けば桶屋が儲かる」的に聞こえるかもしれないが、別のブログでそれに関して、話してゆきたいとおもいます。
ただし、本日より海外出張なのでアップできるタイミングはお約束できませんのであしからず!
テレビは家に帰るといつもつけっぱなしにしている。番組をずっと見ているわけではないが、関心のあるところだけは見ている。テレビはリビング、ベッドルーム、マッサージチェアのあるパントリーにもあるし、浴室の壁にも防水テレビをつけていて、移動する部屋ごとにテレビがある。(トイレはワンセグを活用)
このブログを書いている最中もテレビがついている一方でパソコンも操作しているし、携帯でメールをチェックしている。つまり、メディアあたりの同時消費比率が違うということである。
コカ・コーラはテレビで広告をしているのにWEBやMobileに力を入れていいのですか?ということもよく聞かれるが、これは単純にユーザーが見ているメディアにあわせてコミュニケーションを設計しているに過ぎない。
5月16日の日経新聞ではテレビ局の減益が報道されている。
しかしネットが発達しても、同時に多くの家庭に音声付動画を配信する仕組みはテレビが一番であり、この媒体が衰退するのは広告主側にも由々しき問題である。
では、どうすれば視聴率の回復が見込めるのか?
私は短期的な答えは視聴率が稼げる芸人などを活用するという、現在テレビ業界が向かっている方向であると思うが、これは長期的にコンテンツを育るという観点からは一時的なソリューションにとどめるべきと考える。
中長期的には中学・高校・大学のクラブスポーツのシーズンスポーツ制導入があげられると思う。
「風が吹けば桶屋が儲かる」的に聞こえるかもしれないが、別のブログでそれに関して、話してゆきたいとおもいます。
ただし、本日より海外出張なのでアップできるタイミングはお約束できませんのであしからず!
