今野清孝オフィシャルブログ ― 私は変えたい ―
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限界集落について

山本郡内を回っていると、「限界集落」という言葉が浮かんできます。


「限界集落」は、23年前に、当時の高知大学教授、大野晃氏が作った言葉で、

65才以上の高齢者が集落全体の人口の半数を越え、

社会的共同生活が困難な状態にある集落を指します。

また、55才以上が全人口の半数を越え、

限界集落の予備的存在になっている集落を「準限界集落」と名付けています。


秋田県では2005年国勢調査の時点で、4359集落のうち145集落が限界集落となっています。

また、旧二ツ井町地域では、69集落のうち32集落が準限界集落となっています。

これは2005年時点での数字なので、

現在ではさらに深刻な状況になっているものと思われます。


こうした地域に対しては、

「地域担当職員」の配置、「買物難民対策」、「足の確保対策」

「地域の食文化を活かした観光や産業振興」などが必要です。


「ふるさと」とは、美しい田園風景、懐かしい山、川だけを指すのではなく、

そこで生きる、暮らす人たちの笑顔や、助け合う日々の営みがあってこそだと思います。

県内の集落の「限界集落」への移行が少しでも減るように、全力で頑張りたいと思います。

無所属での出馬

「どの党から出馬するのですか」とよく尋ねられます。

県議会では自民党が圧倒的多数です。


私は地方政治においては、政党の枠にとらわれることなく、

自らの政治理念に基づき、

そこに生きる住民のための政治を実現すべきであると考えます。

そのために、私は無所属を選択しました。


平成3年の初の市議選にあたっては、周囲の勧めもあり、私は自民党公認で挑みました。

平成7年、平成11年の市議選も同様でありました。

しかし、平成15年の市長選に、能登県議(当時・自民党能代支部長)が出馬することになり、

地元の浅内地区で産廃問題を抱える私(当時・自民党能代支部幹事長)は自民党を離党しました。


それ以来、今日まで、無所属の市議会議員です。

特定の政党に所属していないということで、特別に困ったことはありません。

むしろ、みずからの政治理念を貫くことができたと思います。


誰がトップであろうとも、

「正しいことは正しい」「間違っていることは間違っている」と、

堂々と主張する議員であり続けたいと思います。


都会からの修学旅行の受け入れ

最近、都市部の学校では、

農家に宿泊し、農業体験などをする修学旅行が増えています。

しかし、修学旅行を受け入れてくれる農家を募集しても、

応募が少ないそうです。

その要因の一つが、水洗化されていないトイレとのことです。

トイレが水洗化されていないと、学校側も受け入れ側も

児童・生徒を泊めることに躊躇してしまいます。


農村部では、ほとんどが公共下水道認可区域外です。

したがって、トイレの水洗化を進めるには、

農業集落排水事業か合併処理浄化槽の整備によるほかありません。


そこで、ある農村部の集落がこぞって、

修学旅行を受け入れることを決定した場合、

特区的に、その地域の合併処理浄化槽の整備に対し、

県が補助金のカサ上げをするのも一つの方法ではないでしょうか。

これにより、トイレの水洗化が進み、

農家も修学旅行の受け入れに、応募しやすくなるのではないでしょうか。


農家に宿泊した生徒たちは、おいしい秋田米や、

新鮮な野菜に大満足することでしょう。

両親に話せば、米や野菜のお取り寄せとなるかもしれません。

産直のチャンスです。


さらに農作業を体験した生徒たちの中には、

将来、農業を目指す人もいるかもしれません。

一石三鳥、それ以上の効果が期待できます。


今、求められているのは、一つの物事に対し、

様々な角度からアプローチし、体系的に、系統的に、

連携的に取り組む姿勢なのかもしれません。