グリーフケアの本を図書館で探していたら出会った本。

 



帝王切開で赤ちゃんを産んだママが苦しんでいることを知りました。

そして、帝王切開も「喪失」、グリーフケアに近いものが必要な人もいる。

 

母子を守るための選択として、帝王切開があるのだと思うのですが、帝王切開で産んだことに対して、

実母、義理母から「私は普通に産んだわよ」「産みの苦しみを味わってないわね」「帝王切開だから我慢できない子どもに育ったわね」と言われたことがあるママがいるのです。

言っている人たちは悪気はなく言っているのかもしれない

 

でもやっぱり、これって日本の文化?常識?も影響してるのかな。

日本では、帝王切開、無痛分娩に対しての理解が低い気もします。

それは、忍耐を美学とする国民性。無理しちゃう日本人。

痛みに耐えてこそ出産、痛みを伴わない出産では赤ちゃんに愛情が湧かないなど思っている人もいます。

 

欧米、ヨーロッパ、中国は、帝王切開や無痛分娩で出産をしている人が半分以上。自然分娩の方が珍しいぐらいのようです。

外国人に言われたのは、医療が発達している日本でまだ自然分娩なの?と驚かれたこともあります。

 

確かに自然分娩は、出産できる人しかできない経験だと思いますが、それが全てじゃないし自然分娩を望んでいても叶わないこともあります。

 

出産を経験した女性さえ、理解が乏しい…

なんか悲しい…