人によって、年齢によって苦しみの度合いは違います。

その時、本人が感じている苦しみを
他人に軽視されるとすっごい嫌になります。

自分自身で他にも苦しんでる人がいる、私はマシな方だと
自分で解釈するぶんには特に問題ないと思います。

10代の子たちが悩んでることは
大人から見ればそんな深刻でないことかもしれません。
そんな気にすることないよ、大丈夫大丈夫と言われて
気持ちが楽になることもあるかもしれません。
でも、そんな時でも、話し出したことを全部聞かないで、
結論づけるのは良くない気がします。
励ましの言葉をかけるにしても、全部話を聞いてからの方が良いです。

10代の子たちが話した大人に
「私も昔そんなことあったわ」
「そんなことで悩むなんて若いわね」
「若いからよ」
と大人に言われたことにショックを受けていた子がいました。
後で、
「私はあの人とは違う」
「あの人にはたいしたことじゃないかもしれないけど、私にとったら大事なこと」
と子どもが私に言いました。

ちゃんと考えてないのよ
と大人は言うけど
ちゃんと考えているけど、大人のように考えれないだけ
考えた挙句、それが最善と思ったり、それしかないと言い聞かせたりして
しまいには考えるのに疲れるんだと思う。

私も
私の悩みは他の人に比べたら
世界、宇宙からみれば、たいしたことない
だから前向きにやっていこう
と思っていたこともあります。

自分自身で問題を軽視するのは良いけど
他人の問題は苦しみの度合いはその人にしかわからないのだから
簡単に片付けるのは良くないと
子どもに言われて気付かされました。