物語の前提:現実世界は未来のボクが創ったVRゲーム(仮想現実ゲーム)の世界である
ボク:この世界(VRゲームの世界)を創造した創造主
タカシ:VRゲーム世界のキャラクターの一人で主人公
ローラ:VRゲーム世界のキャラクターの天然系ハーフ美少女

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タカシ:昔、引き寄せにはまった時期があって、いろんなことをやったな。

例えば、宝くじを買って、絶対にあたるというイメージを強固に作ったんだ。そう本に書いてあったからね。

それで、宝くじが当たったシーンを思い描いて、当選日にワクワクしながら待っていたことがあるんだ。

ところが、結果はハズレ。

彼女にしたい綺麗な女性がいて、引き寄せの法則どおり、彼女とデートしているシーンをありありと想像し三日ぐらいそれを続けたよ。

それがあたかも現実になるように思い浮かべて、ワクワクしたんだ。でも、結果は振られて撃沈。何度も繰り返す内に、気が付いたんだ。引き寄せの法則はウソで、そのようなものを信じて期待したのがバカだったと思い、実践するのをやめたことがあったよ。

ローラ:あら、私は引き寄せ、よく実現するわよ。あのイケメンと付き合いたいと思って、恋愛ビームを浴びせると近寄ってきて、お茶でも飲まないかと誘われたわ。また、あのブランド物のバッグが欲しいとイメージしたら、彼が買ってくれたこともあるわ。だから、引き寄せの法則ってあると思うわ。

タカシ:ローラはうまくいったと思っているけど、それは違うよ。ただそういうストーリーだっただけだよ。結果が出た後で、引き寄せの法則が実現したという解釈のレッテルを張っただけでしょ。
物事はただ起きることが起きるだけなんだ。ノンデュアリティのティーチャーが言っているよね。物事が起きた後に、人々は好きな解釈をつけて、願望が実現したとか、しないとか。実際は、起きることが起きているだけなんだけどね。ローラはお気楽だね。

ローラ:何よ、タカシは知ったかぶりして。私のスピリチュアルな先生は、引き寄せの法則や波動の法則は実在しているって言っていたわ。 その方は有名な先生で、本を何冊も書いているのよ。
     
タカシ:それは、本当の真実を知らないティーチャーが言っていることだよ。空を知らないんだ。絶対的真実をね。

ボク:ちょっと待った。お二人とも、そこらで論争をやめにして、ボクの話をしっかり聞くと納得すると思うよ。

ローラの言っていることも、タカシの言っていることもどちらも正解なんだよ。

ローラ:何言っているのよ、タカシの言っていることは、ナンセンスよ。何言っているかわからないわ。

タカシ:ローラの言っていることがナンセンスだよ。真実を知らないバカが言っていることさ。一瞥体験をしていないから、僕のいうことが理解できないのは無理もないかもね。

ローラ:バカとは何よ。ちょっと一瞥体験とやらをしたと言って、上から目線で語るのはやめてよ。


ボク:お二人とも冷静になってね。これからわかるように説明するから。

まず、何度も言っていることをもう一度いうね。

この世界は、VRゲームの世界で幻想なんだ。

そして、このゲームの世界の法則などは、ボクが設計したんだ。

引き寄せの法則や、共鳴の法則、波動の法則などは、ある視点、ステージでは、有効なんだ。

前の記事で書いたように、時間は幻想なんだ。本当は永遠の今しかないんだ。

ただ、ゲームを面白くするために、過去、現在、未来に時間が流れるように設定して、AをすればBになるとか、Cが起こればDになるとかの原因と結果の法則を設けたんだ。

例えば、こういうこともゲーム設定上はできるんだ。
オギャーと生まれた赤ちゃんが、次の瞬間、100歳のおじいさんになることも可能なんだ。

なぜなら、次の瞬間の立体シーンをそこに映し出すだけでいいからね。

キャラクターの目覚めレベルがアップすると(波動が上がると)、いままで縛られていた原因と結果の法則から離脱することが可能にもなっているんだ。

それに気が付いた人(キャラクター)は、引き寄せの法則なんてウソだ。だってもともと時間なんてないから、原因と結果の法則はないし、人々はその結果をみて、引き寄せがうまくいったとか、いかなかったとか一喜一憂しているだけだ、というメッセージを発信することになるんだ。
    
これも真実なんだ。

ただ、これだけが究極の真実で、一番レベルの高い真実だと思ってしまうと、それはちょっと違うんだ。
だって、すべての教えやメッセージはボクが作ったんだから。
そういう視点からすると、すべての教えやメッセージは、真実ともいえる。


引き寄せの法則や縁起の法則、波動の法則、共鳴の法則もボクが作ったんだ。だから真実なんだよ。

重要なのは、それぞれの人(キャラクター)の目覚めレベルやゲームのステージによって、法則が変わるので、その人が真実だと思うことが真実だと言っていいんだ。

だから、ローラが体験したことも真実だし、タカシが言っていることも真実なんだよ。


タカシ:そういうことだったんだね、納得だよ。ボクは良いことを、たまにいうね。
                       
ローラ:あーよかった。私がいったことも、間違っていなかったのね。安心したわ。  

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ここで書いたことは、宇宙の真実は、一つではないということを言っています。

以前、私は、真実は一つだと思っていました。

 

しかし、数度の一瞥体験(さとり体験)を経験し、100人以上の一瞥体験者にインタビューした結果、宇宙の真実は、見る視点(or 観点)によって、変わるということに気が付いたのです。

 

ノンデュアリティーのメッセンジャーが言っている真実の視点を、絶対的視点と言っています。

スピリチュアルティーチャーなどが言っている真実(波動の法則、転生輪廻などが正しいと言っている人達)の視点を、相対的視点と呼んでいます。

 

それらを対話形式の物語の形にしたのが、上記の本の部分です。