昨晩は生き方についても考えさせられる面白い話ができました。一つのキーワードはオルドス、もう一つは和僑です。写真のメンバーで楽しい語りができました。

北京で考えたこと


 オルドスの主役はバンベンさん、今はオルドスの風HPでも詳しく紹介されているとおり、オルドスとの出会いから始まって、ビジネスをしていく中で植林もできないか、という思いで会社経営&植林活動などのオルドスのための活動をなされています。今回はそのための植林活動も含め北京にやってきたところを、光栄にもお会いすることができました。

 自分が昔バンベンさんも働いていた場所でインターンとして働いていたので、ツイッターなどをやって「もしかしたら知っている方かなあ?」と思ったらやっぱりそうでした。オルドスという一地域、人との出会いを大事にしながら、ブレずに継続的に活動されている姿には、尊敬の念を感じます。ご関心ある方で、北京にいらっしゃる方は以下の講演会にも是非足をお運びください(自分は参加できなくて本当に残念!)。

 そして、その講演会を主催するのが北京和僑会、今年8月に発足したこの組織は、和僑会としては、既に日本国内、中国各地、モンゴル、シンガポール、タイ、そして香港にその拠点組織を設立しています。これだけ色々な形で海外にいる日本人が増える中、華僑ではないですが、そのように国を超えて共に発展しあえるための組織は無かったのが事実。これまで、会社派遣の駐在員が在外日本人の多数派であった頃ならともかく、今は相当多様な生き方を共にして海外で生活・仕事をしている人がいる中、そういう人たちをつなげていきたいと考えるのがこの会の趣旨(という自分なりの解釈)です。更に詳しくは北京和僑会にアクセスしてみてください。

 そして、これは会長のブログ、とても包容力ある方で、楽しくお話しさせて頂きました。

 多様な生き方が日本にも必要になる中で、日本を愛しつつ、海外でもたくましく、また住む土地に根付きながら生きていくあり方。そういうしなやかなアイデンティティと共に生きる生き方が認知されていけば、また日本国内にいる異なる文化を踏まえて来ている人たちとの共生にも非常にプラスになるのではないかと思います。(「だって、日本人でもそういう生き方している人がいるんだから」と、ある意味普通に思ってもらえるようになれば。)自らもそういう状況に近い境遇な中、なかなかに考えさせられる、非常に面白い飲み会でした。