よく考えると旧正月、テトをベトナムで過ごすのは6年連続6回目、毎回何をしているかなあと考えると、本当に飲んだり食べたりしているだけで、特に準備を手伝えるわけでもなく申し訳ないと思いつつも、いつもだらだらとこんな感じです。

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 食べ物はやっぱり何は無くともテトはバインチュン(豚肉と緑豆の餡が入ったチマキ)、そしてゾー(ベトナム式ソーセージ)、後は鶏肉やら野菜炒めやらを一緒に食べます。もちろんお酒も!

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 テトの際にご飯を食べる前には、お盆に全ての料理を乗せて、まずはご先祖様の祭壇(ban tho)に置いてお祈りします。何十分間か置いておいて、まずはご先祖様に食べて頂いて(という意でしょうか)、その後に皆で食べます。

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 前もって買ってあった金柑の木を飾り付けて、お花も飾りつけて、これでお正月1セットが完成です。色々なお正月の礼儀というか、儀式というかが、当然近代文化にもまれながらも残っていて、それがある故に人と人とが関わり合う姿が残っているテトは、なかなか素敵なものだと思います。

 ただ、もう少しベトナム語がぺらぺら話せて、リラックスして人のお宅に行ければ良いのですが。後はこのお酒、さすがに最近は妻の実家周辺では「飲めない」というのが有名になって飲まされなくなりましたが、ベトナムのお酒も中国に負けず劣らず強いのでねぇ・・・。しかも今年は「漢方酒」と言っているお酒が多く、これがまた飲み難い!まあ、お酒は程ほどにね。