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8年振りの天津行の続きです。今度は租界の街並みをまわる馬車の上から。なかなか優雅に見えますが、これに乗る前は切符売り場のおばちゃんとの戦いが。1名30元の切符で、大人6人で乗ったのに、「6人なら7人分払って貸しきらないとダメだ」なんて無茶を言うから・・・、全くもう。

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馬車のガイドさんは多くの有名人のかつての住居や、各種の由来を解説してくれましたが、中国の歴史上の有名人の知識が着いて行かず、一緒に行った方々に日本語に訳すのもたどたどしく。でも、イギリス風を中心に、フランス、イタリア、スペインと確かに建築の万国博覧会のよう。ただわかりやすかったのはこれ、その1で紹介した狗不理包子のVIPレストランだそうです。こちらだったらファーストフード風でないお屋敷で優雅に食べられるんでしょうねぇ。

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日本のかつての租界にも行ったのですが、あまり日本らしい建物は見当たらず。やはり日本の建物は目立ったので取り壊されてしまったのでしょうか。

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その後は一転して雰囲気を変えて古文化街。古い中国を再現したショッピングを楽しめます。

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人だかりがしていたので試してみたのがこれ、熟梨糕、天津伝統のお菓子だそうです。この独特の機会で米粉を使った小さなケーキにジャムやらチョコやらをつけて食べます。何だか懐かしい蒸しパンのような味。発音の関係だけで、「梨」とは関係がないようです。

http://www.hudong.com/wiki/%E7%86%9F%E6%A2%A8%E7%B3%95

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夜はまた別の天津料理を食べようと、「地球の×××かた」を見てあるレストランを探したのですが、既に引っ越してしまったのか、つぶれてしまったのか見つからず。でもその代わりに入ったレストランも美味!どれほど「天津」料理なのかわかりませんでしたが、鶏肉の料理なんかもとても美味しかったです。基本的には今回北京に来て以来、食べ物には本当に恵まれています。

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そして、さあ帰ろうかと天津駅に戻ってくると、何とこの夜景。本当にきれいでビックリしました、息子は「ディズニーランド見たい」とはしゃいでいました。本当に北京のみならず、各都市とも大きな変貌を遂げているのだなあと感じさせられた天津行でした。