先週のある日、西直門近くの無名居というレストランにご招待されました。有名店への挑戦に家族でワクワク(^0_0^)
ここは国家の宴会にも使われる名店で、いわゆる「老字号」(老舗)。外国人に開放された宴会レストランとしては初めてものだそうです。料理は淮揚(淮北及び揚州)地方のもの、あっさりして食べやすい印象です。
ここで特に紹介されたのはこの清湯獅子頭、いわゆる肉団子がスープに入っているのですが、そのスープはとてもコクがあって、しかも肉団子が入っているにも拘らず、とてもさっぱりした感じで美味でした。これは周恩来総理も好んで食べた料理だそうです。
更にこれは「乞食鳥」という料理です。諸説あるそうですが、ある説によれば;ある乞食が鳥を盗み、それを官吏に見つかった際に慌てて土に埋め、焚き火をしているふりをしてそれをやり過ごして、その後食べた鳥がとてもおいしかったと言うところから、「乞食鳥」と言う名前になったそうです。とても美味でしたが、乞食が鳥をくるんでいたという蓮の葉が既に厨房で取られてしまったので、連れて来てくれた中国人の方は「せっかく乞食鳥を頼んだのに蓮を取って出しちゃだめじゃないか!」と怒っていました。こちらはおいしかったのでそれでも十分満足でしたが!(^^)!ホームページを見ると他にも看板料理がいくつもありそう、また行ってみたいけどちょっと値段は高めかな(^_^;)