落語っていいですよね。





突然ですが。





ええ、かつて関東に住んでいたことがありまして、その当時はよく鈴本演芸場に通っていたものです。東京というのは非常に素晴らしいところでありまして、その気になれば昼からふらっと落語を見にいけるんですよね。





私がいた当時は、まだ落語ブーム(某ジャニーズ系ドラマのアレです)が到来する前でございましたから、寄席の中なんか本当に人がいなくて、まるでお座敷に落語家の方を読んで一席お願いしているかのようなお大尽気分を激安で楽しめるようなそんな素敵な場所でありましたよ、寄席はね。





今はそれなりに人も入るようで、何よりなんですが。





にしても悲しいのは、今現在福岡にいるわけなんですが、落語の存在が遠くなりましたね。





そりゃね、一応劇場だのどこそこ公民館だので、独演会だの何だのってのがあることはあるんですよ。遠く九州まで師匠連に足を運んでいただいて本当にありがたい話ではあるんですが、なんかそれじゃない感が漂いましてね。





いや、別に落語をけなすわけじゃないんですよ、むしろ大好きなんですが。





落語って、チケット予約してオメカシして、サア来るぞくるぞなんて待ち構えて聞きに行くようなもんじゃないですよね。そんな、劇団四季の公演と同じ列のものじゃない。





物の価値の上下を言っているんではなくて、質の違いってやつですよ。





僕は、お世辞でもなんでもなしに、落語は世界に誇る日本の話芸だと思っています。ただその誇り方は、素晴らしい芸術性と技巧に飛んだ話芸の至高とかではなくて、こんなに質が高いのに敷居が低い芸能ってないよね。みたいな。伝統と格式があるのに肩肘張らない感じとか。





そう言うのが誇らしいわけで。





美術館に行こうか政見放送を見ようか落語に行こうか、なんて悩み方ではなく、昼寝しようか散歩しようか落語行こうかなんて悩み方の似あう演芸であって欲しいのですよ。





落語には、ふらっと行きたい。





というわけで、落語関係者の皆さん。





福岡だとか北九州市だとかの大都市で構わないので、常設の寄席をくださいw





お待ち申し上げております。





ラーメン食いに行くついでにふらっと寄席に寄って帰るなんてことを、僕もしたいんですよねぇ。