さて、日銀政策決定会合にて、イールドカーブコントロールの一部修正が発表されました
黒田総裁の任期中は、現状維持が続くと思われてただけに、サプライズとなりました
何かというと、長期金利の上限を、0.25%から0.50%へ引き上げました
これを受けて、日経平均は670円近い大幅安、為替相場は5円近い円高と、市場は反応しました
さて、この結果から、住宅ローンの話題が上がってるので、今回はそれにふれましょう
まず、変動金利はとりあえず関係ないので、ここでは除外します
影響があるのは、長期固定金利(代表的なフラット35で考えます)
とはいえ、今月中の融資実行であれば関係なし
来月もしくは、再来月には大きな影響が出る可能性が高いです
来月の影響は微妙なとこですが(確か中旬ごろの金利が影響するとかだったので)、2月融資実行以降への影響は大きなものになる可能性が高いです
10年国債利回りは、日銀の発表以降0.4%台となっとります
今月融資実行分で、1.65%なので、1%台後半~2%くらいへの金利上昇は考慮しといた方が良いかと
基本的に住宅ローンは融資実行時の金利が適用されるので、既に契約済みであっても、1月もしくは2月以降の融資実行予定の方は、十中八九影響がでます
まだ打ち合わせ中とかで、総額の変更が効く状況だと今回の影響を加味した変更が可能ですが、着工済みだと総額はもう変更できないので、なかなか難しいですな
融資実行を控えてる方々が、あまりぎりぎりの予算で組んでないことを願うばかりです
(心配な方は、専門家に相談するのをお勧めします)
既に固定金利で返済中の方々には当然ながら影響はありませんし、今月融資実行予定の方々も既に金利は確定してるので、影響はありませんので、ご安心を
固定金利で住宅ローンを考えてる方の、少しでも参考になれば幸いです
では、また次回