さて、今日は住宅ローンの固定金利(フラット35)のお話
※変動金利は、別物なので、ここでは触れません
ここ数ヵ月フラット35の金利は上がってきました
我が家の融資実行は、去年の10月でした、そこと比較すると、0.18%上がってます
住宅ローンは高額なので、0.18%金利が上がると結構違うから大変
融資実行を控えてる方で、心配されてる方もいるかもなので、上昇一服の兆しが見えてきたことと、新制度によるお得情報を
※金利予想はあくまで予想ですので、その点はご了承ください
①上昇一服の兆しの根拠
フラット35の翌月の金利がどうなるか、予想するうえで参考になるのが、機構債の表面利率
5月20日にその表面利率が発表されまして、下記のように横ばいとなったこと
そして、連動性が高い10年国債利回りが、日銀の指値オペにより、0.25%で抑えられてること
この2点から、6月のフラット35の金利は、横ばいの1.48%が予想されます
でも、7月、8月とかその先はどうなるのってとこですが、機構債の表面利率も10年国債利回りに影響を受けるので、10年国債利回りが今後どうなるかが予想出来れば、だいたい分かってくるかと
となった時に、借りる側としては、金利が下がる分には、どんどん下がってくれたらいいわけで、問題はどこまで上がるかですよね
と考えると、日銀は指値オペで0.25%に抑え込むと言っているので、ここの政策が変わらない限り、これ以上の上昇は考えにくいことが分かります
そうなると、日銀の政策が変更されない限り、フラット35の金利は1.48%程度が上限だと予想できるとなるというわけです
②フラット35の金利優遇が拡大
4月融資実行分から、条件に該当すれば、最大5年間0.5%優遇されます
(3月までは、最大10年間0.25%優遇でした)
これが、10月融資実行分から、条件が整えば、最大10年間0.5%優遇されます
その内容がこちら
解釈が正しければ、ZEHで長期優良住宅であれば、赤枠条件クリアとなるはず
他条件でも、1,2,3合わせて、4ポイントを上回れば良いという
なので条件に当てはまり、①の予想通りであるならば、10月融資実行分からは、最大10年間0.98%以下になるので、民間の10年固定と比較対象になってくるかと
(民間の方が金利は安いでしょうが、10年後の借り換え手数料も含めて考慮すると、比較対象になるのではと)
既に申し込み済みとか、本審査通過済みとかの場合どうなるかというと、公式ページに下記のように記載されてます
ということで、融資実行が10月以降であれば、申し込んだ金融機関に相談すれば、新制度の方で適用出来るみたいです(9月中の融資実行分までは、上記制度は適用できません)
ということで、9月末近辺の引き渡し予定の方は、HMや工務店に引き渡し時期相談するのもありではなかろうか
最近は資材高騰などで、住宅の値段が1年前と比べても、数百万単位で上がってるので、もうちょっと金利優遇があってもと思いますがね
我が家的には、もう1年早く始めてもらいたかったという
では、また次回