久々の更新となってしまいました
最近忙しくてね
ってことで、本題です
21日に、日銀政策会合結果発表及びFOMCという、日米両中銀の政策発表を控えており、内容次第では、市場が大きく動く可能性があります
特に、日銀は予測が困難で特に要注意かと
まず、日銀の方ですが、前回黒田総裁が明言していたように、現在の金融政策の総括的な検証結果が発表されます
様々な憶測が飛び交っていますが、どういう発表内容になるか、市場との対話に失敗すると100円割れもあり得るでしょう
だいぶ前の記事にも書いたことがありますが、2%の物価安定目標時期の撤廃可能性があります
当初の2年程度はとっくに過ぎており、日銀は今まで時期を伸ばし伸ばししてきましたが、現在目標に掲げてる時期内に達成するのも困難でしょう
目標時期があって無いようになってるので、2%の物価安定目標は引き下げず、時期を中長期的に達成とし、期限を撤廃する可能性があります
合わせて、追加緩和が発表されるかして、市場との対話をうまく行わないと、今後緩和に消極的になると受け止められ、円高が加速する可能性もあります
現在の年間80兆円ペースを、100兆円規模に拡大させる等のまだ限界ではないというのを、市場に与えつつがベストだとは思われますが、どうかなってとこですね
一部では外債にも購入対象を広げるという意見もあるようですが、外債購入は間接的な為替介入と受け止められる可能性があり、特に米国からの反発も考えられるので、可能性としては低いでしょうねぇ~
なぜ間接的な為替介入となるかというと、例えば米国の国債を購入するとなれば、米ドルが必要となります、すると円を売ってドルを買い付けてドルを調達しないといけません
よって、直接的な介入ではないにしろ結局は円売り介入となってしまうわけです
総括的な検証内容をどのような内容で発表するか、それを受けて日銀として動くのか、検証だけやって結局は動かないのか、どうなるかは結果が出るまで分かりません
ここを予測するのは困難であり、市場との対話に失敗し、失望を与えてしまうと、現状期待感もあるため、100円割れも十分考えられるでしょう
次にその後日本時間22日3時に発表予定のFOMC結果に注目となってきます
ここ最近の米国指標結果がいまいちなことや、米国大統領選も控えておりトランプ氏が大統領になってしまった場合のことを考えると、今回の利上げは見送られる可能性が高いでしょう
今回の見送りは、ほぼ市場も予想通りの範疇なので、12月の利上げ可能性が結果高まれば、ドル高へ向かう可能性があります
もし、予想外に利上げが決定されれば、サプライズとなりドル高は加速する可能性があります
個人的に考える展開としては、日銀が現状維持で市場との対話に失敗してインパクトが強すぎた場合、FOMCで現状維持で12月利上げ可能性が高まっても、円高の流れが強まる可能性が考えられると思われます
ただし、日銀が市場との対話をうまくこなし追加緩和に動けば、105円程度への上昇はあり得るでしょうし、その後のFOMC次第では、更なる上昇可能性もあり得るでしょう
テクニカル的には、日足ベースではヨコヨコ、週足、月足ベースでは下落トレンドとなっております
とにかく明日からの1週間は、21日の日米中銀の発表内容次第の展開となっていくと思われます
特に日銀
では
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。