重要イベントの1週間でしたが、FOMCでは案の定現状維持で特に目新しい材料もありませんでした!!
次に、注目された日銀ですが、ETFをほぼ倍の6兆円に増額したのみで、マネタリーベースやマイナス金利幅は現状維持となり、展望レポートで英国のEU離脱による不透明感に懸念を示したものの、依然として強気な見方は変わらず、政府への経済対策への期待感も示されました!!

ってことで、日銀は現状維持ではなかったものの、小幅な調整にとどまりましたので、結局円高方向へ、さらに米GDP速報値が市場予想を下回ったこともあり、一時102円割れまで円高、ドル売りが進行しておりますダウン

来週は米雇用統計の発表が控えておりますが、結果がどうであれ、次回利上げは早くても12月でしょうから、結果がどれだけ良くても利上げ観測には繋がりにくいでしょうから、一時的には結果による動きとなるでしょうけども、上値は限定的になるかと思われます!!
もし結果が悪ければ、GDP速報値も悪かっただけに、さらにドル売り加速により100円近辺へと戻ることになっていくと思われますダウン

では、テクニカル的観点からも見てみましょう音譜
週足です音譜


黄色○の遅行スパンは陰転継続中であり、赤○のとこを見てもらうと見事にスパン下限で抑えられており、下落トレンド継続となってますダウン

テクニカル的にも下落トレンド真っただ中であり、日米金利差も拡大となっていかない、利上げも当面なしと円安、ドル高材料が無い中では、再度100円割れを試しに行く可能性の方が高いかと思われますダウン

たしか8月3日に安倍首相が20兆円規模の経済政策について詳細を発表するので、内容次第では株価にはプラスになる可能性もありますが、円相場に対して効果があるかは微妙なとこですね!!
一旦報道で、28兆円規模とも出てたことにより、既に織り込み済みでしょうから、ほぼ無反応な可能性もありますが、一応注目です!!

ってことで、当面上値の重い状況が続く可能性は高く、米雇用統計等の指標結果や、今後のファンダメンタルズ次第では、100円割れへ定着していくことも十分考えられると思われますダウン

ではキラキラキラキラ

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