英国のEU離脱派勝利を受けて、株式市場は全世界同時株安となりNYダウの終値は600ドル超安でひけておりますダウン

ドル/円は、102円前半近辺で引けております!!
各国中銀及びG7による、市場鎮静化に向けた声明もあったのと、市場介入への警戒感等もあり終値レベルでの100円割れは一旦回避出来たものと思われます!!

一方英国はというと、キャメロン首相が3か月は続投するものの、EU離脱の交渉は次期首相にやってもらうということで辞意を表明してます!!

EU側はどうかと言うと、共同声明の中で、「離脱の手続きは困難を伴うかもしれないが、英国民が今回出した結論をなるべく速やかに実現」としております!!

実際の離脱までは、法改正等も必要なこともあり、2年程度と言われております!!

問題は、選挙を控えてるスペインをはじめとした、各国が英国に続けとなるかですな!?
英国は共通通貨のユーロを採用してませんでしたが、スペイン等の国(すべてではないにしろ)は共通通貨のユーロを採用しており、EU離脱となれば、同時にユーロ離脱ともなるでしょうから、そう簡単に追従することは無いとは思われますが、もし追従する国々が出た場合は、ちょっと前のギリシャ危機の比ではなくなるかと!!

まずは、週明けも荒い相場展開が続くかに注目です!!
これで、FRBによる7月利上げ可能性は、指標結果に関係なくほぼなくなったと見てよいかと!!
英国のEU離脱がもたらす世界経済への影響を試算して状況を見極めるまでにどの程度の時間を要するかは未知数であり、とても1か月ではその結論は出ないでしょう!!

FRBによる年内利上げ回数は、1回もしくは0回の可能性が高くなったと思われ、この点からもドル安相場は続きやすいと思われますダウン
もし、9月のFOMCで利上げ出来るようであれば、年2回の利上げ可能性も多少は残る可能性はありますが、3か月後は英国で新たな首相体制となる時期でもあり、可能性は低いでしょう!!
おそらく早くても、12月のFOMCで利上げ出来るかどうかかと思われ、以上のことにより年1回もしくは0回の可能性が高くなることにより、市場はこの可能性を織り込みにいくかと思われますダウン

よって、週末終値レベルでは100円割れは回避したものの、今後100円割れを試しに行く可能性の方が高いと思われますダウン
ドル安、円高となれば、日銀による追加緩和及び政府日銀による市場介入の可能性もありますが、それでも、FRBの利上げも伴わないと、110円程度が限界かと思われます!!

日足チャートは以下のようになってます音譜


赤○のとこが、24日の乱高下したとこです!!
テクニカル的にも、下落トレンド中であり、基本的には下目線継続で良いと思われますが、政策対応期待感によりある程度は戻す可能性もあり得ますが、FRBによる利上げ不透明感及び利上げ回数下方修正観測により、上値は限定的かと!!

当面は、さまざまな報道に左右される相場展開となる可能性もあり、落ち着くまでは、各国の報道には要注意かと!!

やはり、英国の世論調査は当てになりませんでしたな!!

ではキラキラキラキラ

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