FOMCに日銀政策会合があった週でしたが、ともに予想通り現状維持となり、市場の反応としては、日銀政策会合に対する失望感の方が強く出ましたダウン

英国のEU離脱を問う国民投票の世論調査動向もあり、一時103円後半近辺まで円高、ドル安が進み、104円前半近辺で引けておりますダウン

それでは、FOMCと日銀政策会合結果の詳細に触れて行こうと思いますニコニコ
まず、FOMCですが、予想通り現状維持となり、イエレン議長の記者会見では、「EU離脱の国民投票を控えていることも今回の決定につながった」と発言し英国の国民投票結果の行方を注視してることがうかがえます!!
前回の雇用統計を受けてについては、「労働市場の改善ペースは著しく減速した」としながらも、「1~2か月の統計に過剰反応すべきではない」、「賃金の伸びは健全であり今後も改善が見込まれる」と発言しており、1回~2回悪かったぐらいで利上げの判断に影響は出ないと読み取れ、7月の利上げ可能性は残っていると思われますが、これも英国が国民投票の結果EU離脱の道を選べば、年2回の利上げ想定が、1回もしくは0回へと市場見通しが下方修正される可能性があり、とにかく、23日の英国のEU離脱を問う国民投票結果には要注目です!!

次に日銀政策会合ですが、こちらも予想通り現状維持となりましたチョキ
一部で期待感もあったため、発表後は失望売りも入り、年初来安値更新へダウン
黒田日銀総裁の記者会見でも、案の定特に材料は出なく、こちらも失望へ繋がったとダウン

来週の注目は、英国のEU離脱を問う国民投票結果であり、この結果が出るまではポジション調整中心の動きが続くものと思われます!!
世論調査に関しては、前回の選挙時には世論調査と全然違う結果が出ており、世論調査をどこまで信用すべきかは疑問なとこであります!!
どのみち拮抗しとりますが!!

英国のEU離脱を問う国民投票結果にて、EU離脱という結論が出た場合、EU残留派のキャメロン首相がEU離脱の協議をEU側と行うのか疑問なとこもあり、首相交代の可能性もあるかと!!
EU離脱という結論が出た場合、リスク回避はさらに進行し、FRBによる利上げも不透明感が増すことによるドル安も加わり、100円割れの可能性すらあり得るかとダウン

EU残留と言う結果となれば、リスク回避後退及び次回雇用統計が再度大幅悪化でない限り、FRBによる7月利上げ可能性の台頭によるドル高もあり、106円台に戻してもおかしくはないかとアップ

ただし、テクニカル的には日足でも完全に下落トレンドに入っており、7月利上げ可能性が高まらないと、下落トレンドからの脱出可能性は低いものと思われますダウン

では、とにかく来週は、英国の国民投票に1点集中ですキラキラキラキラ

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