popopo0914さんから、新たな質問を頂きましたので、回答致します
・質問
1、週末の日銀の追加緩和観測報道により、円安が進みましたが、現在のドル/円、株価の水準でも追加緩和の可能性は変わらないか
2、追加緩和した場合でも、結局ドル円は下がる運命だというアナリストの意見が多く見受けられますが、だいさんのご見解はいかがでしょうか
3、また、その場合、ドル/円の戻り目途ははどれくらいになるでしょうか
っていうことで回答していきます
1、結論から言うと、現在の水準でも追加緩和可能性は変わりません
先日黒田総裁が国会の中で発言してたように、為替と紐付けた政策はしないということで、基本的にはドル/円や株価の水準で日銀は政策を決定しないというものです
世界的に、為替相場を意図した政策はダメってことになってます
なので、あくまで表向きは為替や株価を意図した方向にもっていきたかったので、政策を決定しましたなんて言いません
よって、表向きは現在の水準は関係ないです
ちなみに、週末の報道内容はどういうものかというと、日銀から一般銀行への貸し出しにマイナス金利を導入するというものでした
要するにどういうことかと言うと、現在のマイナス金利は、日銀の当座貯金の一部にマイナス金利を導入しており、銀行は預けていたら利子を取られてしまうというものです
(よって、銀行関連株は収益悪化懸念などにより、軒並み株価は下落しました)
これが、今回の報道では、日銀からお金を借りれば、もれなく利子がもらえちゃうというものです
分かりやすく消費者目線で見てみると、例えば家を買うのに住宅ローンを組んだとします、すると銀行からお金を借りてる立場なので、当然利子が取られますので、利子分を上乗せして返済しなければなりません。これが、住宅ローンを組んでくれた見返りに、利子分還元しますよと考えると分かりやすいのではないかと思います
ちなみにですけど、中央銀行は銀行の銀行になりますので、個人が日銀と直接取引することはありません
(ここ勘違いしないとは思いますが、勘違いしないように)
2、追加緩和した場合でもということですので、チャート的に下がる(円高)を意図してると思うのですが、ここは、日銀及びFRBあと株価次第としか言えないかと
FRBに関しては、当初年4回の利上げを見込まれていたのが、現在は年2回の利上げペースを見込まれたことにより、ドル安が加速することになりました
今後、年3回や4回の利上げペースに見通しが引き上げられるようであれば、ドル高は加速することになるでしょう
この場合、日米が真逆の政策をとっていることにより、中長期的に円安、ドル高傾向へと戻っていくと思われます
もし、FRBがさらにハト派的となり、マイナス金利導入や利下げへ逆戻りとかになってしまうと、ドル売りは加速し、100円割れも現実味をおびてくるかと
日銀に関してですが、週末の報道により追加緩和への期待感は高まっておりますので、市場予想を上回るバズーカをぶっ放して来れば、200日移動平均線を超えて、再度120円台に突入してくる可能性があるかと
市場予想通りであれば、上値は限られるでしょうし、市場予想に反して現状維持となれば、円高、株安は加速することになるかと
3、戻り目途ということですので、上目線のみで見てみます
基本的には、日銀の政策発表の結果次第となってきますし、週末の上昇はあくまで観測記事により、投機筋のポジションが巻き戻され、さらにストップロスを飲み込んでいったものと思われ、テクニカル的に見ても、本格的な上昇トレンドには戻っておりません
日銀の政策結果は、出てみないと分かりませんので、あくまでテクニカル的観点から、戻りの目途を見てみます
114円後半~115円後半近辺を明確に突破してくるようであれば、最大の注目である200日移動平均線の118円中盤近辺が視界に入ってくるかと
ここも明確に抜けてくるようであれば、心理的節目の120円というのが意識されてくるかと思われます
120円台に乗せてくれば、年初来高値の121円中盤近辺が意識されるでしょうが、日銀単独の政策発表だけでここまでの上昇を促せるかは、疑問なとこです
(相当なサプライズが無いと難しいかと)
合わせて、FRBがタカ派寄りにシフトしてくれば可能性はあるでしょうが
最大の注目どこは、1月末のマイナス金利導入発表時に抑えられた、200日移動平均線を明確に超えれるかかと思われます
って感じで回答になってますでしょうか
また、何かありましたら、メッセージでもコメント欄でもご質問ください
個人的な見解にはなりますが、出来る限り回答致します
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。

・質問
1、週末の日銀の追加緩和観測報道により、円安が進みましたが、現在のドル/円、株価の水準でも追加緩和の可能性は変わらないか

2、追加緩和した場合でも、結局ドル円は下がる運命だというアナリストの意見が多く見受けられますが、だいさんのご見解はいかがでしょうか

3、また、その場合、ドル/円の戻り目途ははどれくらいになるでしょうか

っていうことで回答していきます

1、結論から言うと、現在の水準でも追加緩和可能性は変わりません

先日黒田総裁が国会の中で発言してたように、為替と紐付けた政策はしないということで、基本的にはドル/円や株価の水準で日銀は政策を決定しないというものです

世界的に、為替相場を意図した政策はダメってことになってます

なので、あくまで表向きは為替や株価を意図した方向にもっていきたかったので、政策を決定しましたなんて言いません

よって、表向きは現在の水準は関係ないです

ちなみに、週末の報道内容はどういうものかというと、日銀から一般銀行への貸し出しにマイナス金利を導入するというものでした

要するにどういうことかと言うと、現在のマイナス金利は、日銀の当座貯金の一部にマイナス金利を導入しており、銀行は預けていたら利子を取られてしまうというものです

(よって、銀行関連株は収益悪化懸念などにより、軒並み株価は下落しました)
これが、今回の報道では、日銀からお金を借りれば、もれなく利子がもらえちゃうというものです

分かりやすく消費者目線で見てみると、例えば家を買うのに住宅ローンを組んだとします、すると銀行からお金を借りてる立場なので、当然利子が取られますので、利子分を上乗せして返済しなければなりません。これが、住宅ローンを組んでくれた見返りに、利子分還元しますよと考えると分かりやすいのではないかと思います

ちなみにですけど、中央銀行は銀行の銀行になりますので、個人が日銀と直接取引することはありません

2、追加緩和した場合でもということですので、チャート的に下がる(円高)を意図してると思うのですが、ここは、日銀及びFRBあと株価次第としか言えないかと

FRBに関しては、当初年4回の利上げを見込まれていたのが、現在は年2回の利上げペースを見込まれたことにより、ドル安が加速することになりました

今後、年3回や4回の利上げペースに見通しが引き上げられるようであれば、ドル高は加速することになるでしょう

この場合、日米が真逆の政策をとっていることにより、中長期的に円安、ドル高傾向へと戻っていくと思われます

もし、FRBがさらにハト派的となり、マイナス金利導入や利下げへ逆戻りとかになってしまうと、ドル売りは加速し、100円割れも現実味をおびてくるかと

日銀に関してですが、週末の報道により追加緩和への期待感は高まっておりますので、市場予想を上回るバズーカをぶっ放して来れば、200日移動平均線を超えて、再度120円台に突入してくる可能性があるかと

市場予想通りであれば、上値は限られるでしょうし、市場予想に反して現状維持となれば、円高、株安は加速することになるかと

3、戻り目途ということですので、上目線のみで見てみます

基本的には、日銀の政策発表の結果次第となってきますし、週末の上昇はあくまで観測記事により、投機筋のポジションが巻き戻され、さらにストップロスを飲み込んでいったものと思われ、テクニカル的に見ても、本格的な上昇トレンドには戻っておりません

日銀の政策結果は、出てみないと分かりませんので、あくまでテクニカル的観点から、戻りの目途を見てみます

114円後半~115円後半近辺を明確に突破してくるようであれば、最大の注目である200日移動平均線の118円中盤近辺が視界に入ってくるかと

ここも明確に抜けてくるようであれば、心理的節目の120円というのが意識されてくるかと思われます

120円台に乗せてくれば、年初来高値の121円中盤近辺が意識されるでしょうが、日銀単独の政策発表だけでここまでの上昇を促せるかは、疑問なとこです

合わせて、FRBがタカ派寄りにシフトしてくれば可能性はあるでしょうが

最大の注目どこは、1月末のマイナス金利導入発表時に抑えられた、200日移動平均線を明確に超えれるかかと思われます

って感じで回答になってますでしょうか

また、何かありましたら、メッセージでもコメント欄でもご質問ください

個人的な見解にはなりますが、出来る限り回答致します

注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。