遅くなりましたが、あけましておめでとうございます
popopo0914さんから質問を頂きましたので、この場で回答します
・質問:今週は、FOMCや日銀会合があり相場があれる可能性が高いかと思われますが、ドル円、ユーロ円について見立てを述べていただけないでしょうか
また、日銀緩和期待が再度急激に高まっていますが、動きそうでしょうか
・回答:まず、週末終値時点でのテクニカル分析をしていきましょう(ドル/円)
では、下図の日足をご覧ください


青○のサポートラインがオレンジ○のとこのように、日足レベルで数ヵ月下げ止まっていた、重要なサポートラインでした
それが、赤○のとこで終値レベルで割り込んでからは、緑○のとこのようにレジスタンスラインとして機能して一時116円割れまで付けました
それが、週末に株価大幅高や原油反発を受けて、再度終値レベルで上回ってきており、ここが再度サポートラインとして機能するのかがテクニカル的には非常に注目なとこかと
んで、どこまで戻すかってとこですが、引き続き株価、原油、中国の動向に左右される展開は続くと思われ、ここ次第な部分もありますが、黄色○の遅行スパンが陰転継続中であることからも、下落トレンド中でありまして、戻りの目途としては、黄緑○の日足スパン上限近辺かと思われます
遅行スパンが、陽転してきて日足スパン上限を上回ってくるようであれば、テクニカル的にも年末から続いてきた、下落トレンドからの転換というのが見えてくると思われます
ってのが、テクニカル的観点に重点を置いた個人的な見立てです
では、次にFOMC、日銀も視野に入れて考えてみます
FOMCに関しては今回は現状維持でしょうってことで、ほぼ影響はないかと思われます
ただし、早くて次の利上げは3月と言われており、最近の株価大幅下落や雇用統計以外の指標はいまいちなので、3月の利上げ可能性が消えるようであれば、ドル売りが強まると思われます
この場合、株価上昇の材料となってくれば、ドル/円の下落は限定的なものになってくるかと
次に日銀に関してですが、黒田総裁の発言を聞く限り、今回の日銀政策会合でのバズーカ第3弾という可能性は低いかと思われます
ただし、前回のような小規模の微調整の可能性はありえるかと
まぁ、小出しの政策変更では円安に導くには不十分であり、むしろ日銀の政策の限界を市場に植えつけかねず、やらないとは思いますがね
原油が週末に反発したとはいえ、依然として1バレル=32ドル台であることから、2%の物価安定目標を目標期限までに達成するためには、バズーカ第3弾はいずれ必要になってくると思われ、第4弾や第5弾まで必要になってくるかもしれません
原油相場は、OPECが減産に踏みきるか、戦争でも勃発しない限り、現状では大幅反発というのは考えにくいかと
今週の日銀政策会合までは、期待感(特に海外勢)により、最近の相場環境が好転したかのような、底固い展開が続く可能性があるかと
ただし、案の定、現状維持だった場合、前回のような微調整にとどまった場合は、失望感により円高が強まると思われます
今回が現状維持でも、円安、株高へ導くためには、次回以降の政策会合での追加緩和の可能性を強く示唆(やりますよと断言するくらいの)するしかないかと
ユーロ/円についても、テクニカル的には下落トレンド中であり、ECBがさらなる追加緩和に踏み切る可能性がありますので、基本は戻り売り目線ですかね
日銀がもし動いた場合は、この限りではなくなるかと
ってのが現時点での個人的な見立てです

では、参考になれば幸いです
注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。

popopo0914さんから質問を頂きましたので、この場で回答します

・質問:今週は、FOMCや日銀会合があり相場があれる可能性が高いかと思われますが、ドル円、ユーロ円について見立てを述べていただけないでしょうか

また、日銀緩和期待が再度急激に高まっていますが、動きそうでしょうか

・回答:まず、週末終値時点でのテクニカル分析をしていきましょう(ドル/円)

では、下図の日足をご覧ください



青○のサポートラインがオレンジ○のとこのように、日足レベルで数ヵ月下げ止まっていた、重要なサポートラインでした

それが、赤○のとこで終値レベルで割り込んでからは、緑○のとこのようにレジスタンスラインとして機能して一時116円割れまで付けました

それが、週末に株価大幅高や原油反発を受けて、再度終値レベルで上回ってきており、ここが再度サポートラインとして機能するのかがテクニカル的には非常に注目なとこかと

んで、どこまで戻すかってとこですが、引き続き株価、原油、中国の動向に左右される展開は続くと思われ、ここ次第な部分もありますが、黄色○の遅行スパンが陰転継続中であることからも、下落トレンド中でありまして、戻りの目途としては、黄緑○の日足スパン上限近辺かと思われます

遅行スパンが、陽転してきて日足スパン上限を上回ってくるようであれば、テクニカル的にも年末から続いてきた、下落トレンドからの転換というのが見えてくると思われます

ってのが、テクニカル的観点に重点を置いた個人的な見立てです

では、次にFOMC、日銀も視野に入れて考えてみます

FOMCに関しては今回は現状維持でしょうってことで、ほぼ影響はないかと思われます

ただし、早くて次の利上げは3月と言われており、最近の株価大幅下落や雇用統計以外の指標はいまいちなので、3月の利上げ可能性が消えるようであれば、ドル売りが強まると思われます

この場合、株価上昇の材料となってくれば、ドル/円の下落は限定的なものになってくるかと

次に日銀に関してですが、黒田総裁の発言を聞く限り、今回の日銀政策会合でのバズーカ第3弾という可能性は低いかと思われます

ただし、前回のような小規模の微調整の可能性はありえるかと

まぁ、小出しの政策変更では円安に導くには不十分であり、むしろ日銀の政策の限界を市場に植えつけかねず、やらないとは思いますがね

原油が週末に反発したとはいえ、依然として1バレル=32ドル台であることから、2%の物価安定目標を目標期限までに達成するためには、バズーカ第3弾はいずれ必要になってくると思われ、第4弾や第5弾まで必要になってくるかもしれません

原油相場は、OPECが減産に踏みきるか、戦争でも勃発しない限り、現状では大幅反発というのは考えにくいかと

今週の日銀政策会合までは、期待感(特に海外勢)により、最近の相場環境が好転したかのような、底固い展開が続く可能性があるかと

ただし、案の定、現状維持だった場合、前回のような微調整にとどまった場合は、失望感により円高が強まると思われます

今回が現状維持でも、円安、株高へ導くためには、次回以降の政策会合での追加緩和の可能性を強く示唆(やりますよと断言するくらいの)するしかないかと

ユーロ/円についても、テクニカル的には下落トレンド中であり、ECBがさらなる追加緩和に踏み切る可能性がありますので、基本は戻り売り目線ですかね

日銀がもし動いた場合は、この限りではなくなるかと

ってのが現時点での個人的な見立てです


では、参考になれば幸いです

注)このブログは投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。