現時点で中国株が今日も下落しております
そろそろ自律反発も入ると思われましたが、依然として下げ止まらず
中国の株式市場は大半が個人投資家の為、一方向の動きが強まりやすいと言われており、そもそもの上昇が実体経済にそぐわない上昇だったことや、過熱感があったとこに、ギリシャ懸念も強まりを見せてきて、売りに火が付いた感じかと
そろそろ危ないぞ、要注意とは言われてましたからねぇ~
まぁ、無理やり動いたものはいずれは適正水準に戻るという典型パターンですな
これを受けて、日経平均も昨日は600円超安となり今日も一時600円超安と2日で1200円以上も下落したということで、流石に売られすぎで買戻しが入って、現在は寄付き近辺まで戻しております
ただ、この後の中国株式市場がさらに下落幅拡大するようであれば、再度日経平均は押し戻される可能性があり要注意な状況ではあるかと
もし、中国株式市場が持ち直しを見せれば、日経平均も持ち直すかと
ちなみに、ギリシャは12日のユーロ圏首脳会議が最終リミットとなりました
今日9日に改革案がギリシャ側から提示されるということで、改革案に対するドイツの反応には要注目かと
FOMC議事録でもギリシャ懸念が示されたことで、12日で合意できなかった場合、ユーロ圏離脱はほぼ確実となってくるかと思われ、そうすると米国の利上げ時期にも影響が出る可能性があり、より一層ドル/円の上値は重くなるかと
12日で合意出来なければ、ECBによるELAは凍結される可能性もあり、そうなるとギリシャはにっちもさっちもいかなくなり、新通貨を発行せざるを得なくなることにより、実質的なユーロ圏離脱となっていくかと
ドル/円は昨日122円を完全に割り込んだことにより、戻りらしい戻りもなく売り一辺倒の展開となり、一時120円中盤近辺まで下落幅拡大となりました
テクニカル的にも下落トレンドに入ってきてることから、当面上値の重い状況は続くかと
ギリシャが長期的な合意となり、中国懸念も後退すれば、下落トレンドから再度レンジに戻る可能性はあるかと
ただし、米国の利上げ期待感が高まらないと、再度上昇トレンド入りしての年初来高値更新というのは、なかなか想定しずらいとこかと
では
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