日本時間1日午前7時の期限だったIMFへの返済はせず、事実上のデフォルトとなってます。
ただし、ギリシャは返済期限延長を要請しており、IMFも検討するとのことや、IMFは遅延扱いとしており、格付け会社もECBや民間と違いIMFは別格としておりますので、完全にデフォルトとは認定しないとのこと
では、どこで完全デフォルトとなるのか、専門家によると、7月は円建て国債やECBへの返済があり、円建て分は少額なので何とかするでしょうってことですが、ECBへの返済がなされなければ、完全にデフォルト認定となるとのこと
んで、ギリシャは第3次支援を要請しており、今日もユーロ圏財務相が電話会議でギリシャの新提案を協議するとのことですが、ドイツのメルケル首相が発言してるように、国民投票前に何らかの合意に達する可能性は非常に低いでしょう
その注目の国民投票の、ギリシャ地元紙の世論調査では反対派が優勢とのこと
ギリシャ政府は反対するように促しておりますし。
ただ、資本規制が実行されてからは、流石にギリシャ国民もやばいと思ったのか、反対派がちょいと勢いを失っておりますが、それでも依然として反対派が優勢であることには変わりなく
国民投票で反対という結果となった場合、第3次支援を要請しておりますが、まず決裂するでしょうし、ECBによるELAがどの時点で凍結されるかなど注目になってきますし、国民投票結果が反対となった場合、週明けはまた混乱しそうです
ギリシャが第3次支援を合意させるには、国民投票で賛成多数となって、初めて妥協点を見つける交渉に臨めると思われるのですが、国民投票では反対するようにと促しながら、第3次支援を要請と、ギリシャは何がしたいのか分かりません
国民投票結果を受けて、再度週明けの市場は荒れる可能性がありますので、週明けにポジション持ち越す場合は要注意かと
明日は、米雇用統計の発表がありますが(今月は変速で木曜日発表)、ギリシャの国民投票を控える中では、仮に良い結果であっても上値は限られるかと
では
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