一部報道によると、本日の電話会談でユーロ圏がギリシャへの4ヶ月支援延長を承認したということでやんす
これで、とりあえず、6月末までの猶予は出来たことになりやす
まだ議会承認は残っておりやすが、否決されることはないでしょう
ただし、ギリシャはたしか7月、8月で大量償還を控えていることもあり、今回延長の期限となる6月末までに新たな支援合意を取り付けないと、再度デフォルト、ユーロ圏離脱懸念が再熱することになってきやす
新たな支援合意の協議でも、ドイツは強固姿勢を崩さないでしょうから、反緊縮策前提で総選挙に勝利し政権を握った現在のギリシャ政権は、選挙公約を守ることは困難でしょうから国民から相当な反発にあう可能性があるかと思われ、再度の総選挙などひと波乱あるかもしれやせん
もしかすると、6月末の次回期限までに、ギリシャ国民に緊縮策を受け入れてのユーロ圏残留か緊縮策を拒否してのユーロ圏離脱かを問う選挙があるかもしれやせん
まぁ、元々反緊縮派の選挙公約は無茶苦茶だったので、専門家の間ではほとんど実行は不可能だろうと言われておりやしたがね
とりあえず、これで短期的なギリシャ懸念は後退することになってきやすが、問題を先送りにしただけなので、ここから6月末までに新たな支援合意を取り付けることが出来るかが、ギリシャにとって最大の関門かと
では
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