NYダウは軟調であり、米国の指標結果もことごとく下振れたものの、米長期国債利回りが大幅上昇となってることで、119円超えてきておりやす
明日は日銀政策会合結果が予定されておりやすが、原油安一服によるコアCPI一段の低下懸念の緩和や追加緩和を行った場合の過度な円安懸念により、現状維持だと思われやす
注目は黒田総裁記者会見の内容かと
一部報道で、日銀関係者の発言があったことで、おそらくこの辺の質問が記者の方からされると思われ、どのような回答をされるか注目かと
まぁ、10月の追加緩和が間違えだったとは発言しないでしょうし、今までと同じように上下双方向のリスクを点検し必要とあらば金融政策の調整を行うという趣旨の発言に留まってくるとは思われやすが
物価安定目標2%の達成について、政府からも急がなくても良い趣旨になってきておりやすし、QQEだけでは限界に近づいてきてると思われ、米国のように失業率や雇用者数重視にシフトする議論が出始めても良いのではなかろうかとも思われやすが
実際米国は2%の目標は掲げておりやすが実際には2%に達してなくても、やがて2%へ戻るとの見通しを示してる上で、QEをやめて利上げに向かっておりやすし
あと、問題のギリシャでやんすが、フランスの財務省発言によると、ユーロ圏財務相会合で合意に至らなかったのは、文言の問題と報道されておりやす
ただし、ギリシャのツィプラス首相は以下のように発言しておりやす
「国民との約束を反故した一歩を踏み出すことはない」
「決裂ではなく解決を望んでいる」
「最新のユーログループの声明はあまりにも挑発的だった」
「ユーログループのスタンスは指導者の姿勢を反映していない」
「ユーロ圏の将来はギリシャの手中にある」
「問題の解決に楽観的」
この発言からは、ギリシャが歩み寄り現行のプログラム延長を申請するようには思えないのでやんして、ユーログループが現行のプログラムの延長以上に歩み寄るとも思えず、なぜに問題の解決に楽観的なのかなぞでやんす
まだ溝は深いままで、合意は遠いのかなと思われやして、今後の報道には引き続き要注意でやんす
では
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