昨日結局NYダウが引けにかけて、マイナスへ転じ下落幅拡大したため、116円前半近辺まで押し込まれておりやしたが、日経平均がマイナススタートから持ち直すにつれて、117円台回復したりと、荒い値動きは継続!!

ただここにきて、ロシア財務省による介入によるロシアルーブル安の一服感&原油安の一服感&FOMC結果も控える中、落ち着いた値動きになってきておりやす音譜


ロシアルーブルは今日もすごい値動きをしており、一瞬で100pips近く動いたりとすごい動きになってて、介入してるかと思われたら、案の定ロシア財務省が外貨準備の売却を開始したとの報道がありやした!!

ちなみに、ロシア財務省は70億ドル程度の外貨準備を保有してるようで、ロシア中銀は4100億ドル程度の外貨準備を保有中のようでやんすニコニコ


よって、介入できても外貨準備が上限となってきやすので、現状ルーブル安の抑制にはある程度成功してるものの、65ドル近辺で推移しておりルーブル高を極端に強めるほどの動きにはなっておりやせん音譜

自国通貨売り介入ではありやせんので、ルーブル安をどこまで抑制できるかは謎なとこでやんす!!


ここで、スイス中銀の1.20上限防衛の無期限無制限介入とロシアルーブルの介入の違いをちょいと解説チョキ

スイス中銀の場合はフラン高を抑制するために介入となるので、自国通貨のスイスフランを売って、ユーロを買うことにより介入となりやす音譜

よって、売るスイスフランがなくなってくれば、自国通貨でやんすので、新たにスイスフランを刷ってしまえばそれを使ってフランを売ってユーロを買えばいいので、理論上は無限にスイスフランを売り続けることは可能となりやすにひひ


ロシアの場合、ルーブル安を抑制する介入なので、ドル/ロシアルーブルの通貨ペアの場合ドルを売って、自国通貨であるルーブルを買わなければなりやせん!!

よって、外貨準備として保有してるドルがなくなると、ドルを売ってルーブルを買うことが出来なくなるので、外貨準備以上のドルを売ることは出来やせんので、いずれ限界はきやす!!


これが、自国通貨売り介入と自国通貨買い介入の違いでやんす音譜

要するに、自国通貨売り介入であれば理論上は無限に介入することは可能でやんすが、自国通貨買い介入の場合は、外貨準備という限界以上の介入は不可能となるので、いずれ限界はくるってことでやんす!!


ってことで、ちょいと話はそれやしたが、今日の注目はFOMC結果でんす!!

「相当な期間」の文言削除もしくは変更があるのかどうかが最大の注目でやんすが、ここの削除の有無及びその後の動きについては、専門家の間でも意見が分かれておりやす!!


文言削除があれば、早期利上げ観測へつながり、米長期国債利回りの急騰によりドル高反応となるというのが通常の見方でやんすが、早期利上げ観測は株価にとっては下落材料となりやすので、株価が急落することにより、リスク回避の円高になるのではないかという意見もありやすアップダウン


文言削除なく現状維持の場合、早期利上げ観測後退によりドル売りになってくるでしょうが、低金利長期化を好感して株価が急騰すれば、リスクオン優勢となり、円安に切り返してくる可能性があるかとアップダウン


よって個人的に思うシナリオは、初動はおそらく文言削除の有無によりドル高、ドル売り反応となるのではないかと思われ、その後株価次第での動きとなり乱高下となる可能性があるのではないかと考えておりやすアップダウン


その後の、イエレン議長の記者会見にも注目でやんす音譜


要するに、FOMCの結果及びそれを受けた米長期国債利回りの動き&株価の動きを注視しつつ、乱高下にも対応できるようにしておいた方が良いかとチョキ

まぁ、リスクを最小限に抑えるのならば、ちょいと動きが落ち着いて方向を確認してから参戦しても十分ではないかと思われやすにひひ


ちなみに、FOMC結果は午前4時、イエレン議長の記者会見は4時30分、ともに日本時間となりやす音譜


ではキラキラキラキラ


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