週末終値は118.74円近辺となっておりやす
NYダウが300ドル超の下落幅の中でも、底固く推移したことから、明日の総選挙での与党圧勝による円安への期待感、警戒感があったものと思われやす
来週は注目イベント目白押しとなっておりやす
・まず、明日の日本の総選挙結果を受けた、週明けの動き
さまざまな報道により与党が300議席超を獲得し圧勝すると報道されてることで、ある程度300議席超に関しては織り込み済みな面があると思われ、仮に与党圧勝で寄り付きで円安方向に窓開けたとしても、その後利確売り、一旦の材料出尽くしにより窓埋め以上の下落の可能性もあり得るかと
ここは、選挙結果及び週明けの動きを見てみないと何とも言えやせんので、要注目でやんす
ちなみに、2年前の総選挙後の寄付きは、週足で確認すると、70pips程窓開けて寄り付いたようでやんす
報道通り与党が圧勝して同じような動きになったと考えた場合は、119円中盤近辺で寄り付きそうかなと、ただその後の動きが重要でやんす
・次に注目なのが、17日のFOMC結果でやんす
ここは、「相当な期間」の文言削除もしくは変更があるのかが最大の注目ポイントでやんす
文言が削除された場合、早期利上げ観測の高まりにより、ドル高が強まるかと
ただし、その後のイエレン議長の記者会見により、早期利上げ観測を抑え込む発言があれば、乱高下となる可能性もあるかと
文言に変更なく現状維持となれば、材料出尽くしにより、利確売りが強まる可能性があり、この場合一段の調整下落の可能性もあるかと
あとは、原油安によるインフレ率の低下懸念についてどのような見解を示してくるかにも注目でやす
・同じ17日になりやすが、ギリシャ議会での大統領選出の行方がどうなるかでやんす
通常であれば、ギリシャ懸念はユーロ売りにつながるものでやんすが、現状、ユーロ/ドルは調整のドル売りの方が優勢であり、それほど材料視はされていないのかなと
ユーロ/スイスフランではフラン高圧力の要因となってると思われやすが
もしも、大統領選出が無事に選出されれば、解散総選挙には発展しないので、ギリシャ懸念は後退するでしょうから、影響は特にないかと
ユーロ/スイスフランでのフラン高圧力が多少緩和される程度かと
ただし、もしも大統領が選出されず、解散総選挙が決定的となった場合は、ギリシャ懸念は一挙に高まる可能性があり、この場合本格的なリスク回避相場として、円高、ユーロ売り相場が強まる可能性があるかと
・最後に19日の日銀政策会合結果でやんす
政策変更はなく現状維持の可能性が高いと思われ、ここは大した問題ではないかと思われやす
ただし、最近の原油安の影響によるインフレ率の低下懸念にどのような見解を示してくるかに注目でやんす
原油安の影響によるインフレ率の低下懸念を強めてきた場合、2015年度中の2%の物価安定目標を達成することが困難になることによる、追加緩和観測が強まる可能性があるかと
ただし、原油安によるインフレ率低下懸念を示すものの、追加緩和には慎重な発言があったり、2%の物価安定目標の時期を先延ばしする可能性を示してくるようだと、追加緩和の必要性を後退させることとなり、一段の調整下落に勢いをつける可能性があるかと
とにかく、原油安の影響によるインフレ率低下懸念について、どういう見解を示してくるかが注目でやんす
まぁ、こんなとこかと
それぞれの結果により乱高下となったり、全てが一方向の材料としてとらえられると、一段とその方向が強まることになるかと思われ、重要な1週間となってくるかと
最近は値動きが激しくなってきてるので、ポジションを持つ際はシビアな対応が必要かと思われやす
では
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