全般ユーロ高基調の中ではありやすが、1.2032近辺へ上昇幅拡大してきておりやす
まぁ、全般ユーロ高基調だからって部分もあるでしょうが、明日のスイス中銀政策会合への警戒感も少なからずあるのではないかと思われやす
1.2040台に乗せてくるようであれば、警戒感による上昇と見てよいかと
もし、明日現状維持となれば、ギリシャ懸念の再熱可能性が今月行われるギリシャの大統領選次第では急激に高まる可能性が高いので、1.20の上限近辺で膠着相場となる可能性が高まると思われやすので、1.2015より上のポジションは決済予定でやんす
ギリシャの大統領選についてちょいと解説しとくと、ギリシャでは大統領を選出するのに議会の6割以上の賛成を得なくてはいけなくて、もし6割以上の賛成を得られず大統領を選出できなかった場合は、解散総選挙になる流れとなっておりやす
すると、現在ギリシャはEU、IMF、ECBからなる通称トロイカからの支援のために緊縮策を遂行しており、もし総選挙になった場合、この緊縮策に反対派の方が有利と報道されており、実際に緊縮策反対派が政権を握るようなことになれば、緊縮策遂行を条件としている支援プログラムは凍結されるでしょう
すると、数年前のようにギリシャのデフォルト懸念、ユーロ圏離脱懸念が急激に高まり、ギリシャ懸念が再熱することにより、全般リスク回避相場優勢な状況となってくる可能性があり得ますよってことでやんす
数年前のように、ギリシャ懸念がスペインやイタリアなどの他のユーロ圏各国に飛び火し、国債利回りは急騰し、ユーロ崩壊危機のようになる可能性もあり得るかと
ただし、国債利回りの急騰に関しては、数年前のギリシャ懸念の時に、ECBによる支援プログラム(何て名前のだったかは忘れた)がありやすし、ECBはQEを検討してる状況でもありやすので、スペインやイタリアなどのギリシャ以外の国の国債利回りの急騰はある程度抑えることはできると思われやすが、はたしていかがなものかってとこでやんす
数年前の総選挙の時はなんだかんだで、ギリシャ国民はユーロ圏離脱よりも緊縮策遂行によるユーロ圏残留を選んだのでやんすが、今回はどうなるかってことでやんす
まぁ、大統領が無事に選出されれば解散総選挙をする必要性はないので、ギリシャ懸念再熱可能性は後退することになってきやすが、はたしてどうなるかってとこでやんす
まぁ、大体こんな感じで合ってると思う
では
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