米雇用統計結果を受けて、一時121.67円近辺まで上昇幅拡大しておりやす
今後の注目は日本の総選挙&17日のFOMC結果でやんす
総選挙に関しては、最近の報道により与党で300議席超という報道を手掛かりに円安が強まったこともあり、実際に300議席超という結果となれば、円安要因となるかと
ただし、2年前の時のように総選挙結果を受けて、大幅な窓開けての円安というのは考えにくいかと
なぜって、あの時はその後の日銀総裁交代による大規模緩和観測もあってのことだったので、現状の日銀の政策が維持されるということだけでは、選挙結果で与党が300議席超を獲得したとしても、織り込み済みで影響は限定的になってくるのではないかと思われやす
もし、今後の世論調査や総選挙結果で与党で300議席以上を確保できずに、ここから大幅に低迷する見通しや結果となれば、失望売りによる円高につながると思われやす
今回の雇用統計結果を受けて、総選挙結果よりもそのあとの17日のFOMC結果の方が注目度は高くなったと思われやす
よって、日本の総選挙結果の影響はある程度限定的に留まってくると思われやす
世論調査に反して、与野党が拮抗するような結果となれば別ですが
んで、FOMCの注目はというと、現在「相当な期間低金利を維持」ということになっておりやすが、今回の雇用統計結果、特に平均時給の改善を受けて、この「相当な期間」という文言が削除されるかが最大の注目かと
文言が削除されれば早期利上げ観測により、ドル高が強まるかと
文言が削除されず現状維持となれば、年内の材料出尽くしにより、ここまでの急速なドル高、円安相場に対しての調整ドル安、円高が優勢になるのではないかと思われやす
あとは、OPEC以降の急落相場は一服しているものの、依然軟調な原油相場がどうなっていくかでやんす
原油相場の下落が落ち着き、再上昇してきた場合、このまま円安ドル高が続くと、原油安の影響を相殺する可能性が高まり、そうすると、日本のコアCPIも持ち直し始めることにより、黒田バズーカ第3弾観測も後退することになる可能性が高まるかと
そうなると、完全にドル主動相場へ移行していくかと
なので、今後の原油相場及び日本のコアCPI動向には要注目でやんす
まぁ、とりあえず14日の総選挙に向けての世論調査及び結果が一転与野党拮抗とか、急速な円安ドル高に対するけん制発言でもない限り、17日のFOMC結果までは、ドル/円は120円割り込むことなく堅調な状況が続くかと
では
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