一時1.2030近辺へ上昇幅広げておりやしたが、ドラギECB総裁発言を受けて、ユーロ安が加速したこともあり、終値では1.2014近辺となっておりやす
明日には、ジョーダンスイス中銀総裁講演も予定されておりやすが、30日の金準備に関する国民投票結果が出るまでは、上値は限られると思われやす
この国民投票は、単純に過半数を確保すればいいというものでもなく、州でも過半数以上と、ハードルは高めなので、最新世論調査結果からも法案成立の可能性は低いと思われやす
ただ、態度保留が15%となっており、このほとんどが賛成に回るようであれば分からなくなるかと
でも、この間の世論調査で、賛成派が反対派に8%ほど回っており、考え方を変えていることからしても、法案成立の可能性は低いと思われるかと
んで、この国民投票についてでやんすが、今年3月に必要な署名を集めて国民投票開催が決定されたとのことで、9月の政策会合時点では11月30日にこの国民投票が開催されることは決まってたと思うので、9月のスイス中銀政策会合にて現状維持が決定されたことに少なからず影響を与えたのであれば、12月のスイス中銀政策会合では追加政策が出てくる可能性も考えられるかと
ただ、議事録が公表されてるわけでもないので、9月の政策会合での現状維持判断に、この国民投票を控えてることが、実際問題影響したかはわかりやせんがね
個人的には少なからず影響した可能性はあるのではないかと思うんすけどねぇ
なぜって、仮に9月の政策会合時点で、マイナス金利などの追加政策を発表して、フラン安を促せてたとしても、11月30日の国民投票結果次第では1.20の上限維持に不透明感が増して、試される可能性が高まり、国民投票に向けてフラン高が進行することも考えられ、その場合フラン安誘導を目的としたマイナス金利などの追加政策効果が薄れることになるので、11月30日の国民投票結果まで見極めましょうとなった可能性は少なからず考えられるかと
ECBは状況次第でのさらなる追加緩和も高まってる状況でやんすので、30日の国民投票で否決された場合、スイス中銀の政策遂行を妨げる要因はなくなるので、ECBに対抗してスイス中銀が動く可能性は少なからずあるかと思われやす
12月の政策会合近辺で動けば、サプライズ感も演出出来るかと思うし
まぁ、どのみちECBが国債購入にまで踏み込んだ場合、何らかの対抗策を打たなければいけなくなると思うんすけどねぇ~
では、ドル/円に関しては明日書きやす
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