昨日のFOMCでは予想通りQE縮小が決定されやした
声明では「労働市場環境は雇用の最大化に向かって着実に回復しつつあり、見通しも改善していることから、控えめな縮小を決定した」ということで、やはり雇用統計の堅調ぶりが決定打となっておりやした
それと同時に、フォワードガイダンスもちょいとハト派よりに修正されておりやす
要するに、失業率が6.5%を下回っても、インフレが2%を下回り続ける限りは、現在の超低金利を維持するとのこと
んで、今後の縮小プロセスについては、今まで通り経済状況次第となっており、毎回のFOMCで協議するとのこと
もちろん状況次第では、再度増額の可能性もありますよと
QE終了時期は明示されやせんでしたが、バーナンキFRB議長の記者会見での発言によると、「インフレ、および継続的な雇用増加の面で前進が見られれば、おそらく各会合で慎重な縮小を続けると予想する。来年半ばではなく、年終盤までかかるだろう。」とのこと
ただ、経済状況次第では、縮小ペースが早まる可能性もあれば、長期間に及ぶ可能性もあると
この経済状況次第で、重要視されるのは、雇用者数と失業率とインフレ率の3点が縮小ペースに大きな影響をもたらしてくると思われやす
要するに、雇用者数の伸びが堅調に推移し、失業率が6.5%へ向けて改善していき、インフレ率が2%へ着実に向かい始める確証が出てくると、縮小ペースが早まったり(減額規模の拡大)、QE終了時期についての議論が過熱し始めるのではないかと思われやす
今後この3つの要素が出そろわなければ、QE終了にまでは至らないと思われやす
要するに、雇用者数、失業率が着実に改善を続けて行っても、低インフレ懸念が続くようであれば、どこかの段階で縮小はストップするのではないかと思われやす
どの程度の規模でストップするかはわかりませんが
まぁ、QE終了について考えるには時期尚早ではありやすがね
頭の片隅にでも
では、次の記事で昨日の値動きや、今後の予測について書きたいと思いやす
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