今生有香の五行陰陽姓名判断

同じ名前の画数を持っていても、同じ人生をたどるわけではありません。それは画数だけではなく、生まれた瞬間に決まる星の影響もあるからです。

私たちはこの世に生まれた瞬間、そのときの宇宙のエネルギーの影響を受け、ひとりの人間として存在するようになります。生年月日が宇宙エネルギーの影響を受けて、それは一白水星から九紫火星までの「九星」と言われる星のいずれかを持っています。

また、九星と生まれ年から割り出す「本命星」と呼ばれる星を２つ、生まれた月日と本命星から導きだす「月命」と呼ばれる星を２つ持って生まれてくるので、出生と同時に４つの星を持つことになります。さらに、姓の星は生まれる前から決まっているので、合計５つの星を持つことになるわけです。

名前が決められると、その星や画数も決まります。「本命」「月命」「総格」「天格」「人格」「地格」「外格」の９つの星を持つことになります。また、社会運と家庭運もありますが、これらは星を出す必要がありません。

通常、姓名判断は画数だけで考えられることが多いのですが、私が長年、四柱推命などの東洋運命学を研究してきて分かったことは、人間の運命は姓名の画数だけで語れないということです。そこで何年も研究した結果、姓名の画数と中国に古くから伝わる五行陰陽を組み合わせた『五行陰陽姓名判断』を確立しました。

五行陰陽とは古代中国の自然思想で「木火土金水」から成り立ち、これは宇宙エネルギーとして循環し、ひとりひとりの運勢に影響を与えるという考え方です。

水は木を育て

木は燃えて火になり

火は灰を生み、土になり

土の中から金属が生まれ

金属の表面には水が生じる

五行の星のどれかが欠けていたり、反対に多すぎてもエネルギーがうまく循環しなくなります。

「つけてはいけない名前」とは、ずばり星の欠けや偏りがあり、悪い画数の名前のことです。

とはいえ、運命の全てが五行の星で決まってしまうわけではありません。姓名の画数と五行の星は半分ずつ人生を左右し、お互いに悪い部分を補うこともできます。両方のよい部分が噛み合ったとき、最高の人生を送ることができます。

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