前回まで、3寸皿(9cm内外)を中心に、ほぼ10cm以下のものを「豆皿」として見てきましたが、
今回からは、4寸皿(12cm内外)と5寸皿(15cm内外)を基準とする「小皿」(10cmを越えるものから
16cm台まで)を採り上げます。
「取り皿」や「銘々皿」とも呼ばれるものです。
●径114mm・高さ20 5枚 「染付七宝小皿揃」
ここで言う「染付(そめつけ)」とは、陶磁器の加飾技法の一つで、白地に青(藍)で文様を表わしたもので、「七宝(しっぽう)」は、同じ大きさの輪を互いに交差させ規則正しく繋げた文様です。
●径120mm 高さ22mm 5枚
●径110mm 高さ32mm 2枚 「永泉窯」
●109mm角 2枚 「多治見美濃焼 庫山窯」
同柄の鉢あり⇒食器鉢(6)