今から99年前の大正4年(1915)12月13日、
前年の追贈を記念した「贈従五位中甚兵衛翁碑」の除幕式が、今米村で挙行されました。
大正3年(1914)11月19日の贈位者一覧 (朝日新聞記事)
その日は近隣村々も全て休業して式典に参集、昼夜花火も打ち上げられたお祭り騒ぎで、
今米村は有史以来の賑わいを呈したと、祖父が記録しています。
現在の近鉄けいはんな線吉田駅のすぐ近く、今米公園に碑が残されています。
吉田駅ホームの表示板には、括弧書きで「中甚兵衛の碑前」と書かれています。
因みに、碑建立地は今米村の春日社の跡地で、氏子の方々に対価を払って敷地全体の永代使用権を得たものですが、昭和43年(1968)に当方への伝達もなく、「東大阪市今米公園」になっています。
狛犬の残る 旧春日社の拝殿跡に建てられた碑(東大阪市今米公園)
碑前面 碑背面