今日から2月。3日が「節分」、4日は「立春」です。
このところの昼間は寒さが和らいでいますが、まだまだ「寒の戻り」がありそうです。
「あびこ観音」として知られる大阪市住吉区我孫子の「吾彦山大聖観音寺(あびこさん たいしょう かんのんじ)」では、今日から7日まで、「節分厄除大法会」が行われます。
例年、節分を挟んだ前後3日間は、朝6時半から夜11時頃まで、「護摩加持祈祷(護摩供)」が行われ、参道に数百の出店が並ぶこともあって、一方通行しか出来ないほど大勢の人で賑わいます。
今回アップする写真は、毎月18日に行われる「観世音(かんぜおん)」の供養仏事である「観音供(かんのんく)」の、今年の「初観音」の日(1月18日)に撮影したものです。
昨日のブログの道の方にある、南側の山門から境内に入ります。
提灯には、「吾彦観世音」や「観世音菩薩」の字がみえます。
数多い菩薩の一つである、「観音(かんのん)」と「観世音(かんぜおん)」は同一で、うしろに付ける「菩薩(ぼさつ)」はその尊称とされています。
本堂東側から見た境内です。右手(西側)奥にも山門の屋根が見えます。
その山門の前(内側)から見た境内です。外に出てその参道と山門を見ます。
「ヒマラヤ寒桜」の木も植えられ、「開運除厄興福楽」や「吾彦大悲(だいひ)観世音」・「厄除観世音」などの石柱がある、こちらが表参道でしょうか。
南門にはなかった「総本山 吾彦観音寺」の石柱も建っていますので、やはりこちらが正門のようです。
通称「あびこ観音」は、「観音宗総本山」で、「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」の名がある、いわゆる「聖徳太子」の開基と伝わる日本最古の観世音菩薩の寺院です。