花の姿がヒレを広げて泳ぐ金魚に似ていることからその名がある「キンギョソウ」。
本来の開花期は春から初夏(3~6月)ですが、真冬に咲く品種が、「長居植物園」の大池に沿う花壇で、ピンクや黄・白の花を咲かせています。
南ヨーロッパや北アフリカの地中海沿岸に分布するアブラナ科の花草。
中国名も「金魚草」ですが、英名は、口を広げてかみつく龍の姿を意味する「スナップドラゴン」。
さらに、フランス語のgueule-de-loupは「狼の口」、ギリシャ語の学名「アンティリヌム」は「鼻のような」の意味があり、花の形の見方は国々によって違うようです。