「長居植物園」の顔、「大花壇」。
「ベゴニア」(シュウカイドウ科)の花で彩られていますが、寒さに弱く見頃はあと少しです。
緑の葉と白やピンクの花のコントラストが鮮やかです。
雌雄同株で、雌花は5枚の花弁ですが、雄花は大きなのが2枚、小さなものが2枚あります。
花びらはみずみずしく、ラメが入ったようにキラキラと光っています。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 10月5日 要旨 ☆★
● 《 中甚兵衛娘婿・河内屋三郎平、命日(1748) 》
大和川の付け替えが竣工した翌年、大坂・菊屋町から新田開発のために移住した中甚兵衛の娘婿「河内屋五郎平」。今米村の中九兵衛と共に、「川中新田」と「中新田」を開発、「川中新田会所」を住まいとしました。宝永5年(1708年)の『川中新田検地帳』では「河内屋五郎平」、享保6年(1721年)の再検地のそれでは「河内屋三郎平」の名が請負人の一人として見られるように、途中で改名しています。のち、住まい地の名前をとって「川中姓」を名乗る本家の初代となります。寛延元年(1748年)のこの日、82歳で亡くなりました。