中 九兵衛のブログ 大和川流域歳時記


 お盆は過ぎても、まだまだ厳しい残暑が続いています。

 大阪市東住吉区長居公園にある「長居植物園」。

 広大な敷地に強い日差しが一杯。歩けばすぐに汗が噴き出してきますが、8月半ばが過ぎて、さすがに木陰に入れば、心地よい風が吹き抜けます。


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 ここからは、植物園の北東部にある「小池」と、白鳥のいる「大池」を結ぶ「渓流」です。

 いつもいる「カモ」のつがいの姿は、見えませんでした。


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★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 8月17日 ☆★


● 《 摂河両国大雨被害、初の付け替え検分へ(1660) 》

 河内の農民の「大和川の付け替え」という並はずれた訴えに、幕府はすぐに腰を上げませんでしたが、万治3年(1660)年のこの日から翌日にかけての大雨被害に、その被災状況の視察の際、初めての付け替え新川の検分が実施されました。中甚兵衛の江戸幕府への訴えから3年を経過していました。計画された付け替え地点は、実施された場所より少し下流の、二俣に近い弓削村と柏原村の境界辺りで、海辺に近い安立町の南・手水橋まで、予定筋が示されました。これに対し川筋とその南北の村々が、それぞれの迷惑理由を挙げて訴えたため、幕府は古大和川の村々へは治水の代替策の認可、また山々の木の根掘り起こしを禁止する施策などを触れ出して事を収め、付け替え実施には至りませんでした。