今日は、「旧・中野村の環濠」を踏襲していると思われる道を歩いて見ます。
中井神社などがある針中野２丁目とは、「庚申街道」を挟んでいる「針中野１丁目」に残る「環濠跡の西側半分」です。地図の水色に塗ってある道路、北の１７番街区から２１番街区へと向かいます。
ずっと見通しのある個所は少なく、かなり曲がりが多いです。
先ず、「庚申街道」から西に入り、上の写真の突き当りに見える個所、即ち、「環濠跡の北西隅」から南向きに転じます。
この突き当りで、南方向への道が終わります。
道路右手（西側）は、「針中野１丁目１６番」で、「狭山西除川跡の新田地」です。
突き当り右手、その新田地に「針中野わくわく公園」があります。
上の写真は、「針中野わくわく公園」（右）とその西側の道路、左手は「針中野１丁目１５番」です。
この辺り、中井神社の氏子領域である中野村集落跡とは、街区が違うだけで同じ町内ですが、「山阪神社の氏子領域」となります。「旧・西除川」が神社の氏子を分けていたのでしょう。
再び、「環濠跡の南西隅」に戻って、東向きに道をとります。
再び「庚申街道」に戻ってきました。
右手に曲がったすぐの所に、昨日のブログで見た、ポストと道標があります。
この辺りが、「環濠跡の南東隅」になると思われます。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川～この日何の日』 ７月２７日 ☆★
● 《 駒川商店街・駒川まつり 》
今年は既に終わりましたが、原則として毎年この日を含む２４～３１日の間、７月の最終月・火曜日の２日間、大阪市東住吉区の「駒川商店街」の「駒川まつり」が行なわれます。「針中野駅」がある「近鉄南大阪線」と、地名の由来である「駒川」に挟まれた駒川４～５丁目。南北５４０ｍ・東西１９０ｍの全長７３０ｍ、十字型のアーケードがあります。尚、「駒川」はこの地域を北流、北の生野区との境界付近で「今川」を合流して「平野川」に流入しています。