大阪市東住吉区長居公園にある「長居植物園」の正面入り口前の広場。
定休日明けの今日も、９時半に開園されましたが、午前中ほとんど人影は見えません。
「台風４号」が接近、小雨が降り続いています。入口に立て看板が見えます。
大和川付け替え３００周年で、台風の当たり年だった平成１６（２００４）年以来の、６月上陸が危惧されています。正門横の「園芸ハウス」も開店休業状態。いつもの綺麗な花々も見えません。
「花手毬（はなてまり）」という可愛い花が、台風接近という事実も忘れさせてくれます。
正面に広がる「大池」の、手前から水色の「一文字橋」にかけての「蓮（ハス）群生」。
かなり背丈も高くなって、花もいくつか咲きかけています。
花の見頃は、月末からのようですが、雨の中、緑が綺麗な蓮池を廻ってみます。
南側、自然史博物館前の方から…。池沿いの「ペチュニア」などの花壇もあります。
ハス群生の東端に架かる鮮やかな色の「一文字橋」を渡ります。明日のブログで…。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川～この日何の日』 ６月１９日 要旨 ☆★
● 《 河内鉄道、本免許下附見合わせ申請（１８８５） 》
明治２８（１８９５）年、「日清戦争」後の好況時に持ち上がった「河内鉄道」計画。現在の学研都市線の「住道（すみのどう）」から南へ、「生駒」「瓢箪山」「山本」「恩智」を経て、現在の大和路線の「柏原」まで、生駒山麓に沿う河内平野東部の南北を結ぶ鉄道です。明治３０（１８９７）年に仮免許が下り、翌年には創業総会が開催されました。しかし、折しも大恐慌が襲い、明治３２（１８９９）年のこの日、本免状下附の見合わせを申請、断念の止む無きにに至りました。現在もまだまだ解消されていない、大阪郊外の放射状路線間を結ぶ時代先取りの大計画。祖父・中敬男（なか・よしお）が中心人物として動きました。