今夏の「ロンドン五輪代表選考会」を兼ねた「陸上・日本選手権」。
去る1月29日の「国際女子マラソン」に次ぐ、大阪では今年2度目。
「長居陸上競技場」での、6月8~10日の3日間の「大阪頂上決戦」が幕を閉じました。
「JAAF(Japan Association of Athletics Federation)・公益財団法人 日本陸上競技連盟」が主催する「第96回 日本陸上競技選手権大会 兼 第30回オリンピック競技大会(2010/ロンドン)代表選手権競技会」というのが正式名。
「大阪市・大阪市教育委員会」が共催、「一般㈶法人 大阪陸上競技協会」の主管で開催されました。
戦いの結果はメディアで。会場となった「大阪長居陸上競技場」周辺を写真レポートします。
< NHK-TVはじめ報道関係の大型車が並ぶ >
スタジアム前のイベント会場では、各地からの「ゆるキャラ」も…。
人目につきにくいですが、オリンピック関連の「樫の木」をこの機会に…。
本大会で選ばれる選手の活躍に期待したいものです。
付近住民にとって大きなイベントは喜んでばかりはいられません。今回は騒音被害はなかったですが、少しばかりの我慢を強いられました。
公園の外周道路は、ウォーキングやジョギングにも使われますが、長居の駅や商店街に通じる生活道路の一部。しかし、選手らが第二グランドとの間を行き来する間は、通行できません。
また、イベントが続く今年は、春から普通ゴミの収集時間も変りました。多くの人が来園され収集に支障をきたすことが考えられるためがその理由。これまで午後3時頃だったのが、午前9時までに出すことを強いられています。長い間の習慣になれると、ついウッカリということになります…。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 6月11日 要旨 ☆★
● 《 東高野街道筋の新大和橋、一部流失(1877) 》
明治7(1874)年、前年に行なわれた、下流の紀州街道の「大和橋」の架け替えの際の「仮橋」の木材を購入して、新大和川上流の東高野街道筋に、地元の出資で造営された「新大和橋」。すぐ上手に石川が合流していて、増水時は水当りが強い上、牛馬荷車の通行が多くて損傷が絶えず、維持管理が大変でした。明治10(1877)年のこの日、暴風雨で流された渡し船が橋杭に引っ掛かり、橋の一部が流失したのもその一つです。明治13(1880)年に官費営繕が実現するまでの地元住民は多大の犠牲と心労を払いました。