中 九兵衛のブログ 大和川流域歳時記


 昨日の大阪は、植物にとって、久々のややまとまった恵みの雨。

 まもなく咲きだす「紫陽花(あじさい)」も、わが家ではほとんど、まだこんな状態ですが、一輪、開花が始まっているのを見つけました。


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 また、4月にはピンク色の綺麗な花を咲かせていた「花蘇芳(はなずおう)」。

 その時期と鮮やかさから、「蘇芳桜(すおうざくら)」とも呼ばれます。

 今は、はぁと型の葉っぱが日に日に大きく量も増えていきますが、マメ科の植物なので、黄緑のさやが付き始めました。これも徐々に色を変え、夏を越すとこげ茶色に変色します。


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 因みに4月の開花時は、こんな状態でした。


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★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 5月26日 ☆★


● 《 大坂町奉行に川違え迷惑の訴え(1703) 》

 元禄16年(1703年)、20年ぶりに復活した「大和川付け替え検分」に対して、新川予定筋の村々は必死に抵抗を示しましたが、既に事実上の内定を行なっている役人の反応は、冷たいものでした。担当の堤奉行は訴状の受け取り・返却を重ね、この日の大坂町奉行への訴状も受け取ってもらえず、もはや事の成り行きを見守るしかありませんでした。30ヵ村が名を連ねたこの訴状は、運動のはじまりや付け替え検分の経緯を伝えるものの一つとして、貴重なものです。