< 大和川右岸・遠里小野村の堤防が切れ、濁流が安立町へと流れ込む様子 >
昨日に引き続き、その年9月8日に明治と改元される慶応4年(1868)5月の大和川の洪水の模様です。
旧暦のこの日・5月13日は、降り続く大雨で大和川下流の右岸堤防が切れるなど、今の住之江区安立町や、付け替え後150年をかけて出来た河口両岸の広大な新田にも、大きな被害が出ました。
上図の「十三間川」の位置が付け替え時の海岸線、右(西)側がその後に出来た新田です。
< 大和橋付近 > < 安立町 >
大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』のこの日の頁は、慶応4年に刊行された『洪水図説』を、現代文に改めて、抜粋・引用しています。
< 住吉大社・住吉新家付近 > < 安立町 >