< 柏原市「正調河内音頭保存会」 >
今からおよそ20年前、柏原市広報公聴課よりの「河内音頭」用原作詞依頼で書き上げた「大和川物語~中甚兵衛編Ⅰ・Ⅱ」。その内、1点が採用されました。
そして、平成5(1993)年の今日・4月25日、柏原市民会館大ホールでの「今と昔・河内音頭まつり」で、「日吉家朝日丸」により、ほぼ原作通りの初披露となりました。
平成6(1994)年には、柏原市がビデオ『ザ・河内音頭2」として「大和川物語」のタイトルで発売。
映像は、音頭取りを務める「日之出家小源丸」のライブを主体に、「河内音頭おどり全国大会」の模様や、柏原市立歴史資料館に出品していた史料などで構成、歌詞の一部は小源丸風にアレンジされ、少し史実と異なるフィクションが付加されてしまっています。
平成7(1995)年10月29日、柏原市民会館前の大和川河川敷で開かれた「第1回大和川まつり」でも、この「大和川物語」が演じられ、踊りの輪が出来ました。
同じ年、ふれあい授業をした「大阪市立長吉出戸小学校」の4年生。この長文の音頭が学芸会に作用され、寸劇を織り交ぜて、全文が披露されました。
休憩時間に会いに来てくれた児童の中に、「一人で全部暗記したよ」という子がいて、驚きました。
尚、原作全文は、『甚兵衛と大和川~北から西への改流・300年』に、『ジュニア版・甚兵衛と大和川』では、「中甚兵衛ものがたり」の章で、全文を小節ごとに区切り、各節見開きで解説しています。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 4月25日 要旨 ☆★
● 《 柏原市で作詞・河内音頭初演(1993) 》
上記の通りです。