若き日に作った詩集『秋冬青春夏』（しゅうとう青春歌）。
昨年１２月３１日、今年１月２３日に続く、３回目です。
● 秋冬青春夏－４ 幻 想
そこには ひとつのテーブルと
ふたつの椅子が ありました
ひとつの椅子には 貴女が座り
見つめあってる 人がいる
貴方の頬に 笑みが浮かんで
楽しげに 楽しげに
そこには ひとつのキャンドルと
二杯のワインが ありました
ひとつのグラスを 貴方がとって
それに合わせる 人がいる
貴方の指に 光るものあって
嬉しげに 嬉しげに
貴方の前に いる人は 誰ですか？
それは僕 それとも ほかの誰か？
そこには ひとつのテーブルと
ふたつの椅子が ありました
ひとつの椅子に 貴方が座り
乾杯してる 人がいる
貴方の指に 光るものあって
幸せに 幸せに
貴方の指に 光るものあって
幸せに 幸せに
● 秋冬青春夏 －５ 忘れたはずのうた
毎日逢ってた 街角の
煉瓦造りの 喫茶店
落ち葉が カラカラ鳴る頃に
しばらくぶりに 訪ねたら
店の名前が 違ってた
白いテーブル 黒い椅子
ルノワールの 美少女も
今ではどこへ 行っただろう
すっかり変わった インテリア
君との想い出 無いみたい
変ってしまった インテリア
あの日の君は 戻らない 戻ってこない
その時 流れるメロディーは
ふたりで 人生語った時に
いつも ジュークが唄ってた
あの頃 流行った 恋の歌
君との想い出 よみがえる
あれから 三年経ったのに
忘れたはずの あの歌が
ここで 流れてくるなんて
歌は 戻ってきたけれど
あの日の君は 戻らない
変ってしまった インテリア
あの日の君は 戻らない 戻ってこない
変ってしまった インテリア
あの日の君は 戻らない 戻ってこない
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川～この日何の日』 ２月２６日 要旨 ☆★
● 《 八尾市発足へ５町村合併覚書調印式（１９４８） 》
明治後期、中河内郡の中心として、郡役所も置かれていた八尾（やお）村は、郡内で初めて町制を敷きました。明治３６（１９０３）年のことです。第二次大戦後、この八尾町と、龍華（りゅうげ）町・久宝寺（きゅうほうじ）村・大正村・西郡（にしこおり）村の２町３村の合併協議が進み、昭和２３（１９４８）年のこの日、「八尾市」誕生への覚書が交わされました。市制施行は翌年４月１日。その後も、周辺市町村との境界変更や合併が数度行なわれましたが、昭和３９（１９６４）年、大和川以北の松原市北若林の編入で、市域拡張が終了しました。