大阪市平野区(ひらのく)加美鞍作(かみくらつくり)。
「JR加美駅」の南口前の通りの東の突き当たりに、「菅原神社があります。
鳥居には「方除天神」、傍らの標柱には「元、天神社」とあります。
由緒書はありませんが、名前や別名から、「菅原道真公」を祀り、鬼門除けの神として信仰を集めていることが、うかがわれます。
鳥居両側の阿吽(あうん)の狛犬(こまいぬ)は、昭和42(1967)年に「明治100年」を記念して奉献されたと刻まれています。
境内のすぐ南側には、「府道5号線・大阪港八尾線」が通っていますが、地上を走る「JR大和路線」をくぐるために、深く掘られていて、石段が用意されています。
< ←が境内南側 > < 石段と府道5号線 >
< 本殿全景とクスノキ >
< 本殿西側 車祓所 >
< 本殿南側 拝殿 >
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 12月28日 要旨 ☆★
奈良県の斑鳩町法隆寺西にある「藤ノ木古墳」。6世紀後半に造営された直径50m・高さ9mの円墳ですが、昭和60(1985)年に初めての発掘調査が行なわれ、昭和63(1988)のこの日までの第3次調査で内部の全容がほぼ明らかとなりました。出土品はこの年に重要文化財に、平成16(2004)年に国宝に指定される一方、平成3(1991)年に国史跡となりました。
石棺からは2体の人骨が見つかり、その内の一人は、聖徳太子こと「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」の叔父で、587年に蘇我馬子に暗殺された「穴穂部皇子(あなほべのおうじ)」が有力視されています。